ペペ、“古巣”レアルのサポーターを批判「ベジクタシュのほうが熱狂的」

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 今夏ベジクタシュに加入したポルトガル代表DFペペが、ベジクタシュのサポーターの応援に感謝するとともに、“古巣”であるレアル・マドリードのサポーターについて批判した。カタールメディア『beIN Sports』の取材に対し、自身の思いを明かしている。

 現在34歳のペペは2007年にレアル・マドリードに加入。10年にわたって主力としてプレーしたが、今夏同クラブとの契約満了を迎えたため、新天地を求めベジクタシュに移籍した。ベジクタシュでもここまで公式戦16試合に出場し、1得点を挙げるなど、存在感を発揮している。

 ペペは早くもベジクタシュサポーターの熱い応援に魅了されているようで、“古巣”レアルのサポーターの応援と比較。レアルサポーターは今シーズン、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル、フランス代表FWカリム・ベンゼマなど、エース級の選手たちに対してもブーイングを浴びせており、ペペはそのことに違和感を抱いているという。

「レアルのサポーターは僕がこんなこと言うのを嫌がるかもしれないけれど、個人的に彼らはあまり熱狂的だとは思えないんだ。その一方でベジクタシュのサポーターは本当に熱狂的だよ」

「毎試合ピッチに踏み入れる度に、その声援に圧倒される。レアルで味わった雰囲気とは全く違うんだ。トルコではいかに人々がスポーツを愛していて、サッカーのことを考えているかが伝わってくる。サポーターは試合後、翌朝まで歌い続けるんだよ」

 レアル退団を発表した際には、自身のインスタグラムで「レアル・マドリードとあなたたちの愛情はいつも僕のヒストリー、人生の一部だよ」とサポーターへの感謝の言葉をつづっていたペペ。“手のひら返し”ともとれる今回の発言に、賛否両論が巻き起こってしまうかもしれない。