4日、鳳凰網は「一生を日本で過ごす朝鮮人」として、在日韓国朝鮮人について紹介する記事を掲載した。資料写真。

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2017年11月4日、鳳凰網は「一生を日本で過ごす朝鮮人」と題する、在日朝鮮人について紹介する記事を掲載した。

第2次世界大戦前あるいは大戦中に日本にやって来た朝鮮人は日本で子孫を育て、今ではその3世、4世がいる。記事はこうした人々について「世代によって生活状況や考え方には大きな差はあるが、日本にいても彼らの精神は朝鮮半島に根差しており、親は子どもを朝鮮文化色の強い私立学校に入れる」と紹介。「学校では韓国朝鮮語と共に彼らの祖先の歴史を学ぶのだ」とした。

そのうえで、在日朝鮮人の組織である朝鮮総連に言及する。「現在61万人いる日本に未帰化の在日朝鮮人のうち25%が朝鮮総連に加入している。在日韓国朝鮮人組織には韓国系の民団もあり、こちらには65%が加入している。日本と北朝鮮は国交がないため、事実上朝鮮総連が日朝間の外交窓口的役割を担う。朝鮮総連の会長や幹部の多くは北朝鮮の最高人民会議議員だ。朝鮮総連はまた多くのメディアのほか、パチンコ関連会社を含む企業を持つとともに、60カ所の朝鮮学校と1カ所の朝鮮大学校を開設している。朝鮮学校の教室には金日成(キム・イルソン)氏と金正日(キム・ジョンイル)氏の肖像画が掲げられている」などと説明した。

一方で、朝鮮大学校については「印象とは違い、北朝鮮政府の運営ではなく、在日朝鮮人が自ら運営する教育機関である。開校初期に南北朝鮮に支援を求めたところ、北朝鮮からのみ支援が得られたということで北朝鮮寄りになっている。大学校では特定の国の思想などを学生に植え付けることはなく、学生は自由に各種メディアから得られる情報に触れ、基礎的な情報分析能力を身に付ける」としている。

また、在日韓国朝鮮人の日本における立場については「日本社会において蔑視され続けてきた。領土問題や歴史問題がクローズアップされる中で、彼らを攻撃する人はますます増えている」と指摘。「一部には、『在日朝鮮人は出ていけ』と叫ぶ者もいる。最も多く攻撃を受けるのは朝鮮総連だ。朝鮮総連の設立60周年記念イベントに出席した主婦は、感慨深げに『在日朝鮮人は日本、韓国、北朝鮮のどこでも外国人と見なされる。こういった形で在日朝鮮人のコミュニティが確立されていることはいいこと』と語っていた」と伝えている。(翻訳・編集/川尻)