ランニング中にわざと顔をしかめた表情を見せるDF槙野智章

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 スター軍団であるブラジルとの戦いを前に、日本代表DF槙野智章(浦和)が格上の相手に対するメンタリティーのあり方について言及した。

「ブラジルには名前がある選手、非常に質の高い選手がいるけれど、サッカーは名前じゃないところを見せないといけない」

 槙野自身、すでにこれを実践している。所属の浦和で参戦しているAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ではグループリーグと準決勝で上海上港(中国)の元ブラジル代表FWフッキを徹底マーク。特に準決勝第2戦ではほとんど決定的な仕事をさせないほどのタイトな守備でチームの決勝進出に貢献した。

 今回対戦するブラジル代表にはFWネイマール(パリSG)やFWガブリエル・ジェズス(マンチェスター・C)をはじめとした世界トップクラスのストライカーがいるのを筆頭に、どのポジションの選手を見ても有名選手がズラリ。だからこそ、やりがいも大きい。

「今、自分たちが何をできるかを測る上でも、チャレンジすることが大切。腰が抜けて、ビビッて試合に入っているようだと測ることはできない」

 10月のニュージーランド戦(2-1)、ハイチ戦(3-3)では連続先発を果たしたが、2試合で計4失点と、大いに反省の残る試合となった。ロシアW杯でのメンバー入りに向け、今回は失地回復するための重要な試合。「わがままプレーに走らず、苦しい時間帯、悪い時間帯を跳ね返すメンタルも出していかないといけない」と、最後まで闘い抜いて存在感を示そうという構えだ。

(取材・文 矢内由美子)


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