フランス・リールで合宿を行う日本代表に合流したFW杉本健勇

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 10日の国際親善試合・ブラジル戦(リール)、14日の同ベルギー戦(ブルージュ)に臨む日本代表は6日、フランス・リールで合宿2日目のトレーニングを行った。

 この日から全25選手がそろったが、MF長谷部誠(フランクフルト)、MF倉田秋(G大阪)、FW興梠慎三(浦和)、MF遠藤航(浦和)の4人はコンディション調整のため室内で別調整。週末のリーグ戦で出場機会のなかったFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)とGK川島永嗣(メス)はサーキットトレーニングなど負荷を強め、原口はハリルホジッチ監督から個別指導を受けるなど特別メニューをこなした。

 4日のルヴァン杯決勝で決勝点を決め、クラブ史上初のタイトル獲得に貢献したFW杉本健勇(C大阪)は「勝って来るのと負けて来るのとでは気持ち的に違う。そこは良かったけど、もう過ぎたことだし、切り替えている」と代表モードを強調した。

 9月5日のW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦(0-1)でA代表デビューを果たし、10月10日のキリンチャレンジ杯・ハイチ戦(3-3)で初先発初ゴール。代表定着を目指してアピールを続けるストライカーにとって、ブラジル、ベルギーという強豪国との連戦は、その真価を問われる試金石にもなる。

「相手は世界トップ2のチーム。ここで良い結果を残せれば自信になる。ビビっていてもしょうがないし、バチバチやらないといけない。何も怖がる必要はない」。臆することなく意気込んだ。

 ちょうど4年前。13年11月の欧州遠征ではFW大迫勇也がオランダ戦、FW柿谷曜一朗がベルギー戦でゴールを決めるなど、W杯アジア最終予選後に代表に招集された新戦力が結果を残し、翌年のブラジルW杯メンバー入りへとつながった。

 その“再現”も狙う杉本は「ブラジルだろうと、ベルギーだろうと、相手がどこでもゴールのイメージはいつも持っている。数多くチャンスは来ないと思うので、ワンチャンスが来たときに決め切ることが大事になる」と貪欲にゴールを狙い、ロシアへの道を切り開くつもりだ。

(取材・文 西山紘平)


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