古舘伊知郎「快感が走る!」戦国時代に場違いなスーツ姿で“本能寺の変”近距離実況

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古舘伊知郎が【歴史×ドラマ×実況】というまったく新しい枠組みで、バラエティー番組の新境地に挑んだ『古舘トーキングヒストリー』の第2弾『古舘トーキングヒストリー 〜戦国最大のミステリー 本能寺の変、完全実況〜』の制作が決定、この冬に放送予定であることが発表された。

昨年12月に放送された第1弾「忠臣蔵」が放送文化基金賞や、日本民間放送連盟賞を受賞するなど、テレビ業界に新風を巻き起こした『古舘トーキングヒストリー』。その第2弾は、日本史上永遠のミステリーと言われる「本能寺の変」の新事実に、古舘の実況と、大杉漣、筧利夫ら豪華キャスト出演による本格ドラマで迫る。

「本能寺の変」は、今から約430年前に起こった、家臣・明智光秀による主人・織田信長殺しという、日本統一の歴史を語る上で欠かせない大事件でありながら、その理由に定説がないため小説、映画、ドラマでさまざまな描かれ方をしてきた。今回の『古舘トーキングヒストリー』では、そんな謎めいた「本能寺の変」を、明智側、織田側、様々な視点で記された資料を紐解き、全方位的に徹底検証。「信長が助かるチャンスは何度もあった!?」「兵の中には信長ではなく、家康を討つと思っていた者もいた!?」「信長を瀕死の状態まで追い詰めた男がいた!?」「本能寺の変はそもそも夜討ちではなかった!?」など、新事実も続々発覚。古舘が事件前日からの光秀と信長の動きに密着しながら、暗殺劇の一部始終を実況する。

ドラマパートでは、明智光秀役の大杉、織田信長役の筧をはじめ、光秀の参謀・斎藤利三には津田寛治、森蘭丸には今年2月まで『動物戦隊ジュウオウジャー』で主役を演じた中尾暢樹を、信長の嫡男・信忠には福士誠治をキャスティング。最新CGにより現れた当時の京都の街並みや、文献や発掘調査をもとに東映京都撮影所に再現された本能寺の豪華セットを舞台に、「本能寺の変」に渦巻く戦国時代の息遣いを臨場感たっぷりに伝える。

第2弾の決定を喜んだという古舘は、「実況には今回も四苦八苦しているんですが、それがまた楽しい! 時空を飛び越えて、ある時は本能寺に控える信長のすぐそばに、ある時は山間に隊列を従えた明智軍のど真ん中に、自分は現代のスーツ姿でいるわけです。桔梗の旗印がたなびく足軽の一群に、僕が乗ったワンボックスカーが近づいていく様は、さながら動物保護区にサファリツアーのよう(笑)。場違いなものが出会う度に快感が走ります。出て行っちゃいけないところに出て行く“謙虚な乱暴者”を自覚して、取り組んでいます」とコメント。

そして、今回のテーマ「本能寺の変」についても「調べていくといろんな説に行き当たります。ただ家臣が主人に兵を上げるという単純な図式では語れない部分がありますので、そういったところを新発見を織り交ぜながら紹介していきたいと思います。また、なぜ歴史を学ぶことが必要かというポイントも、随所で提示していきます。教科書などに載っている権力側から見た歴史ではなく、市井の民の喜びや悲しみ、歴史の残酷な部分にも目を向けながら進行していきますので、“本能寺の変”を全然知らないという方から、よく知っているという方まで、ぜひご覧いただきたいです」とメッセージを送った。

また、大杉は「芝居に実況がつくというのは初めての体験。武将姿の自分の目線の先に、スーツ姿の古舘さんがいらっしゃる。過去と現在が向き合うような感覚がすごく新鮮で楽しかったですね。第1弾で賞を2つ頂いたそうですが、では今回は3つを目指しましょう(笑)。明智光秀を演じるのは初めてですが、台本を読んだときのイメージ、共演者との息遣い、現場の空気、そして今回の作品の趣旨などから自然に立ち上がってくる自分なりの光秀像を表現できたらと思っています。偶然にも今年は、織田信長も演じておりまして、なにか縁を感じています。古舘さんの実況が、とっても心地いいんですよ。音楽を聴いているようでありながら、その言葉は人の心を鷲掴む強烈な力があります。古舘さんは、素敵なミュージシャンなんだ!と思いました」と、共演を喜んでいた。

筧は、「今回すごく驚いたのは、古舘さんが膨大な実況パートを全部覚えていらっしゃること。僕は勝手に台本を見てしゃべるのだと思っていたので、これには本当に驚きました。なおかつ、現場の動きを見てしゃべりを変えたりもしているんです。これはもう、僕たち役者が演技を構築させる方法とまったく同じ。本当にすごいと思いました。僕が演じる今回の信長は、おもしろい人物を目指しています。台本通りではなく、興味深い“変態野郎”に見えるように演じています(笑)。見せ場は、やはり最後に信長として決着をつける場面。これを見ていただいて、それぞれの解釈でブログやSNSなどに感想をあげていただけたら幸いです」とアピールした。