「これは一体?」と思った移動手段を見つけてしまった。ありそうだけど、これまで見たことがなかった、タテに移動する自転車だ。

Vycle」と名付けられてはいるものの、まだ試作品の段階とのこと。使い勝手や使用場所など、諸々あった疑問をこの機会に紐解いてみた。

階段とエレベーターの
ちょうど真ん中

「縦に移動する手段って、階段とエレベーターくらいしかないから」これは、自転車の開発やデザインに携わるElenaさんの言葉。

階段よりもっと楽に、そして、エレベーターより電力を使わずに移動できる方法はないものかと考えた時、思いついたのがVycleだったらしい。

想定している移動範囲は2〜6階まで。上に進むだけではなく、下へ下がることもできる。

動画を見て一番最初に頭に浮かんだことは、「ペダルをこぐの相当大変じゃないの?重くないの?」ということ。

Elenaさんが言うには、システムが重さを調整してくれ、自分の体重の10%の重さを踏むだけだという。つまり、体重が70kgある人は7kg分の重さを踏むだけ。

のんびりノロノロ昇降では、使用したいと思う人すら出てこないのでは?が正直な感想。なのにどうだろう。調べてみるとそのスピード、人間が階段をのぼるのとほぼ同じくらいだっていうじゃないか。今後電動アシスト機能を取り入れ、より速度を上げる計画を立てているようだけど。

オフィスや働く人に
将来「変化」をもたらす?

概要は把握できたにせよ、実際世に出て使用される場面はまだ想像しにくい。

Elenaさん的には、主にオフィス内での使用をこんな感じにイメージしているようで。電力などを使わずこぐ力だけで進むため、「エコ空間を大切にするオフィスでの活躍が期待できる」と鼻息が荒い。共有スペースをうまく活用できるように、という思いも込められているそう。

将来導入される日がくれば、オフィスのデザインから働く人のライフスタイルまで、幅広く影響を及ぼすことになるかもしれない。

Licensed material used with permission by Vycle(Instagram),(Twitter)