R・シルバは無得点に終わった鹿島戦の反省をACL決勝に生かすつもりだ。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ32節]鹿島 1-0 浦和/11月5日/カシマ

 アウェーに乗り込んだ鹿島戦で、浦和の攻撃は機能不全に陥った。放ったシュートは、わずかに3本。試合にも0-1で敗れ、リーグ優勝に王手をかける瞬間を、まざまざと見せつけられた。
 
 身体を張ったボールキープで起点になっていたラファエル・シルバも、本来の持ち味であるスピードは発揮できなかった。「マーキングが非常に上手かった」という鹿島の守備に苦しみ、なかなか前を向かせてもらえなかったのだ。両手を広げて自らの不甲斐なさを嘆いていたシーンは一度や二度ではない。試合後には「難しい試合になるのは想定していましたが、自分たちのプレーを見せられなかったのは悔しい」と素直に吐露した。
 
 しかし、このブラジル人は、なんとか気持ちを切り替えたようだ。
 
「もちろん、勝ちたかったけれど、負けたことは変えられない。リーグ戦のことは少し忘れて、ACLのファイナルという大事なステージにフォーカスし、チームとして乗り越えられるように一丸となって戦っていきたい」
 
 浦和は、この敗戦でリーグ5位以下が決定し、来季のACL出場権を逃した。それだけに、今季のACL決勝は是が非でもモノにしたい。R・シルバの言葉からは、そんな想いがヒシヒシと感じられた。
 
 アル・ヒラルとの決勝第1戦はアウェーゲーム。敵地での一戦は引き分けでも御の字だが、アウェーゴールを奪えば優勝の可能性は大きく膨らむ。R・シルバもそれは理解しており、攻撃面の改善を誓っている。

「自分たちの悪かったところをしっかりと見つめなおして、グループとして良くしていきたい。(ACL決勝までの)時間を有効に使い、自分たちの持っている力をすべて出し切る試合にしたい」
 
 チームワークの重要性を強調するストライカーは、クラブに歓喜をもたらせるのか。19日に行なわれる大一番に注目だ。