長引くストレスで体が緊張。いったん力を入れ、一気に脱力。
ストレスで固まった体をほぐす簡単な体操、緊張と脱力のくり返しでリラックス状態を実感しやすくする。

体の硬さを取ることで精神の緊張もほぐしていく

新しい1年が始まったばかりですが、早くもストレスフルな日々を感じている方はいませんか? ストレスの原因はいろいろあります。心理的な悩み、対人関係のもつれ、過重な仕事などなど。寒さが厳しいこの時期には寒さもストレスに。

そんなもろもろの原因がからんでストレスを感じると、体は筋肉が緊張し、あちこちに余分な力が入った状態になります。疲労・倦怠感(けんたいかん)、頭痛、動悸(どうき)なども現れるかもしれません。

このようなストレス状態を緩和する一つの方法として、筋肉の緊張を和らげるやり方があります。まず体の硬さを取りしこりをほぐすことで、精神的な緊張も解いていこうというものです。そんな方法の一つ「ストレスリセット体操」をご紹介しましょう。リセットとは初めの状態に戻すこと。つまり、ストレスがかかる前の体の状態に戻す体操です。

いつでもどこでもストレスリセット

体操のやり方はきわめて簡単。体の各部にいったん力を入れて3〜5秒間保ち、力が入っている状態を意識してから、一気に脱力して力が抜けた状態も意識するのです。これによって体のリラックス状態を実感しやすくなります。体操はシンプルですから、いつでもどこでも、立っても座っても寝てもできます。

ストレスがかかっているのかな、と感じたときは体がリラックスできているか意識してみましょう。そこで体の緊張を感じ取ったら、この「ストレスリセット体操」をやってみてください。そして、こり固まった体をほぐし、精神的な緊張も解いていきましょう。

3〜5秒間力を入れ、ストンと一気に力を抜く

以下の体操はどれも呼吸を止めず、5回くらいくり返すのが目安ですが、回数にこだわらず「力が抜けた状態」を実感してください。

●座ったままで
(1)両肩をグッとすぼませ3〜5秒間保ち、ストンと力を抜く。

(2)背すじを伸ばして上半身から頭までを真っすぐにし、3〜5秒間保つ。次いで脱力して背中を丸め、体全体を沈めるようにする。

●立ったままで
(1)両腕を真上に伸び上がるように伸ばし、3〜5秒間保ったあと、力を抜いて下ろす。

(2)肩の力を抜いて両腕を数回ぶらぶらさせたり、体をひねったりする。

●あお向けになって
(1)目を閉じ、両腕を体の脇に添えて伸ばし、両手をギュッと握る。3〜5秒間保ったあと、力を抜いて手を広げる。

(2)両腕を伸ばし、手のひらを下に向ける。手首を床につけたまま手指の先をグッと反らし、3〜5秒間保ったあと、力を抜いてストンと落とす。

(3)両脚を伸ばし、足首から先をグッと反らし、3〜5秒間保ったあと、ストンと力を抜く。

 

(編集・制作 (株)法研)
※この記事は2011年1月に配信された記事です