ハムはそのまま食べられ、アレンジも効く優秀な食材

写真拡大

【写真】ボンレスハムはもも、ショルダーハムは文字どおり肩肉から作られています。

「今日は何を作ろうか…?」と、悩みがちな毎日の献立に、心強い味方となるのが「ハム」。安価で日持ちもする便利な食材ですが、詳しく知る人は意外に少ないのではないでしょうか? 農畜産業振興機構による「ハムについての豆知識」をもとに、正しい知識を身につけましょう。

 

■ ハムは、なんの肉から作られているの?

ハムに使われているのは、ほとんどが豚肉です。子豚の成長が早く、安定して調達できるのが大きな理由の1つ。また、食感や味がいいことや、色もおいしそうなところが、ハムに適しています。

じつは、「ハム」とは英語で「豚のもも肉」という意味ですが、いまはロース肉で作ったロースハムなど、ほかの部位を活かした物も作られています。

 

■ ハムと生ハムの違いは、製造工程

「ハム」と「生ハム」は、加熱するかどうかが大きな違いになっています。ハムは、塩漬けにすることで風味を高め、細菌の生育を抑えて長期保存を可能にします。それを湯煮や蒸煮で加熱したものが、一般的なハムなのです。

一方で、「ラックスハム」とも呼ばれる生ハムは生肉と思われがちですが、じつはそうではありません。肉を長時間、塩漬けしたあと、低温でくん煙したり乾燥熟成させたりします。こうして、独特の風味がある生ハムができあがるのです。

ハムをおいしくいただくためには、保存方法も大切ですよね。包装を空ける前のハムは、一般的には10℃以下で保存するように定められています。商品ごとにパッケージに保存温度が記載されているので、しっかり確認しましょう。

開封後は空気に触れないように、ラップでしっかりと包んでから冷蔵庫で保するのがおすすめです。冷蔵庫に入れたからと安心せずに、なるべく早く食べてくださいね。

 

■ 【関連レシピ】マッシュルームの生ハム詰め

生ハムを使ったスペインのおつまみ「タパス」を作ってみましょう。

<材料>(2人分)

生ハム…2枚(約20g)

マッシュルーム…6個

パセリのみじん切り…適宜

・オリーブ油、塩、粗びき黒こしょう

<作り方>

1.マッシュルームの軸をくりぬいたところに、生ハムをぎっしりと詰める。

2.フライパンにオリーブ油大さじ1〜2を熱し、1を並べる。焼き色がついたらふたをして1分ほど蒸し焼きに。塩、こしょう各少々をふり、パセリを散らす。