オーガスタはお預け ソックがゴルフを諦めて「ATPファイナルズ」へ

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ジャック・ソック(アメリカ)とジョン・イズナー(アメリカ)は来週、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでゴルフを楽しむ約束をしていたという。ATPがソックの「ATPファイナルズ」にまつわるエピソードを公開した。

というのも、ソックが来週手にするのは、ゴルフクラブではないからだ。

「ロレックス・パリ・マスターズ」での大活躍で、「ATPファイナルズ」出場権獲得レースでの順位を飛躍的に上げ、とうとう出場権最終枠を手にしたソックは、11月12日から19日にロンドンのO2アリーナで開催される同大会への出場を決めた。

ソックは25歳の選手で、「ロレックス・パリ・マスターズ」の準決勝まで進んだ友人のイズナーと、プロゴルフの「マスターズ・トーナメント」の本拠地である、ジョージア州アトランタ近郊のオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでゴルフをするはずだった。

しかし、「ATPファイナルズ」への出場を決めたことでこの企画は流れ、ソックは再びテニスラケットを手に取り、ゴルフクラブはお預けとなる。

「来週、イズナーとオーガスタでゴルフをすることになっていたんだ。オーガスタでゴルフできるなんてめったにないチャンスだったけど、イズナーに会えるのは、もうすぐ行われる彼の結婚式でだね」とソックは語った。

ソックとイズナーがオーガスタでゴルフをする類稀な機会をお膳立てしたのは、我々の予想が及ぶ人物ではない。ソックのコーチであるジェイ・バーガーの父親は、プロゴルフ選手のダニエル・バーガーで、2016年の「マスターズ・トーナメント」で10位の成績を収めているが、歴史的なゴルフクラブでのプレーを取り計らったのは、ダニエル・バーガーではなかった。

イズナーは長年の恋人であるマディソンと近々結婚するが、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの会員であるマディソンの父親が、イズナーとソックがプレーできるよう取り計らったという。

「ジョンの婚約者の父親に心から感謝しているよ。彼がオーガスタの会員だったから、優遇してもらえたんだ。きっと勝ち負けにこだわらない、楽しいゴルフになったと思う。今日の決勝戦が2人の対決で、『ATPファイナルズ』に出場してオーガスタに行かないのはどっちかを賭ける試合もおもしろかったかもしれない。どちらにしても、12月の結婚式でジョン会えるから、とても楽しみにしているよ」とソックは語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真はレイバー・カップの試合で勝利を祝うソックとイズナー
(Photo by Clive Brunskill/Getty Images for Laver Cup)