スタイルの美しさは “細さ” ではなく “バランス”。 手足の長さや大きさに均整がとれていると、それだけでスタイリッシュに見えるものです。しかし、誰もがそのような美バランスを持って生まれてくるワケではありません。気になる箇所、目立ちすぎるパーツをうまくファッションでカバーするのが体型カバーコーデ術! 今回は、足が大きくてお悩みの方にオススメの、足を小さく見せる靴の選び方をご紹介いたします。

【スタイリストの体型カバーテクニック術】vol. 45

つま先は尖っているほうが小さく見える

靴の一番重要なシルエットがつま先(トゥ)です。つま先が尖っているポインテッドトゥ、つま先に丸みのあるラウンドトゥなど、さまざまなシルエットがありますがなかでも足をコンパクトに見せてくれるのが実はポインテッドトゥなのです。ラウンドトゥは縦に長くないぶん、横幅広く見えてしまうことから余計に足を大きく見せてしまう傾向にあります。

しかし、ポインテッドトゥは履き慣れていないと足が疲れやすいアイテム。試着は必ずして、足に窮屈さを感じないサイズの靴を選びましょう。どうしても辛いという方は、ポインテッドよりも、やや幅広なアーモンドトゥで慣らしていくと良いですよ。

飾りは必要なし! 素材でオシャレを魅せる

そんなに大差がないと思われがちですが、意外にも足を大きく見せてしまうのが靴の前面についている“飾り”。ベルト型の飾りやリボンの飾り、最近ではフワフワ感の可愛いファーつきのパンプスがトレンドですよね。しかし、これらの飾りは全て、足もとに注目を集めやすいデザインとなっています。

単体で見た時はかわいくても、全体のコーディネートを遠目で見た時に足が大きく見える原因をつくるので、できるだけそうした飾りはないシンプルなヒールパンプスを選びましょう。シルエットはいたってシンプルでも、素材や色使いがオシャレな靴はたくさんあるので、そうしたディティールにこだわった靴選びを意識してみてくださいね。

ヒールはピンヒールが鉄則!

足もとの華奢さを演出するなら、ヒールは細いものを選ぶと良いです。ヒールが太いと安定感があって歩きやすいですが、そのぶん足もとに重心がいくので足が大きく見える可能性があります。ヒールが太いものを履くときはヒールを隠せるワイドパンツを履くなどしてカバーすると良いですよ。

足を出す時だけは、ヒールを細めのピンヒールを選んで。ただし、細ければ良いというワケではありません。ピンヒールを履いた時に横から見えるシルエットが美しいかどうかも重要です。良い靴は、かかとの丸みとヒールの細さが絶妙なバランスを保っています。客観的に見て窮屈そうに見えたり、足がプルプルして立っているのも精一杯……!という靴はアナタにとって良い靴とは言えないの気をつけて!

ボトム選びにもぜひ注目しましょう!

靴を選ぶだけでなく、靴と一緒に注目されるボトムにも意識をおきましょう。例えばピンヒールにミニスカートを合わせると、足の長さと細さが強調されます。こうしたスタイルは残念ながら脚のスタイルに自信がある方にしか合わせられない難しい組み合わせ…。

脚の大きさと、長さに自信がない方は、膝下丈のふんわりしたスカートとピンヒールを組み合わせることで脚の気になる部分をカバーできますので、ぜひ試してみてくださいね。試着した時に違和感を感じる場所はないか、しっかり分析しながら試着すると良い靴選びができますよ