iPhone X発売から数日、ユーザーが語る日常の使用感 エンタメ/音楽との関わりも予想

写真拡大

 11月3日、Apple社がiPhone Xを発売した。iPhone XはiPhone発売10周年を記念して発売された、iPhoneシリーズの最新モデル。ワイヤレス充電、画面に縁のないベゼルレスデザイン、従来のホームボタンがなくTouch ID(指紋認証)からFace ID(顔認証)に変更されるなど、先月発売されたiPhone 8 / 8 Plusとも大きな変化が見られた。CPUにはiPhone 8 / 8 Plus同様、A11 Bionicチップを搭載し、処理速度が向上。10月27日の予約開始直後に売り切れとなるなど、注目度の高いiPhone Xについて、発売当日に手に入れたというユーザーに使用感などを聞いた。

(関連:iPhone 8 / 8 Plus / Xの注目ポイントは? ジェイ・コウガミ氏がエンタメ新機能を解説

「本体のサイズは先駆けて発売されたiPhone 8 Plusよりも小さく、片手での操作も可能といったところです。そして、やはり今回大きく変わったのはスクリーン。縁がなくなって画面が広がり、有機ELディスプレイということで発色が非常に良い。映画やMVなどを観る際の臨場感がより増しますね」

 ベゼルレスデザインは画面が割れやすいのでは、という不安もあるが、iPhone Xはスマートフォン史上最も耐久性のあるガラスを利用しているため、フェスやライブに持って行く際も安心だ。続けて、これまでのiPhoneとの相違点を以下のように語った。

「再生中の音楽を確認しようとしたとき、コントロールセンターの位置が変わったことに戸惑いました。これまでは下端から上にスワイプすれば出てきていたものが、右上から斜め下に動かすことで現れるようになったんです。従来あったホームボタンが無くなったことも、最初は不便に感じましたが、思いの外すぐに慣れます。そして今回から導入されたFace IDは認証がスピーディで、しかも正確。ひょっとするとこれまでのTouch IDよりも使い勝手が良いかもしれません」

 冬場になると手袋をすることも増えるため、Touch IDは不便なことも多い。Face IDは利便性も安全性も高い仕組みと言えるだろう。さらに、iPhone Xのカメラに搭載された望遠レンズについても使用した感想を教えてくれた。

「カメラについてはツインレンズが搭載されたことで、遠くのものも鮮明に撮りやすくなった印象です。しかし2倍以上のズームだとこれまでと変わらずボケてしまうので、格段に良くなったとは言いづらいですね」

 最後にユーザーの表情に合わせてキャラクターが動く“アニ文字”について、「表情をトレースしてくれるという試みはとても面白い」と評価しつつも、使い道が限られるのではと指摘した。

「現状、アニ文字を送れるのはiPhoneのSMSのみ。日本では現在、コミュニュケーションツールとしてはLINEが一般的で、SMSを利用する機会は少ないため、使う頻度は低そうです。とはいえアニ文字を使ったMVが公開されるなど、今後アニ文字の技術がエンタメや音楽に活用されていく可能性は十分にあるでしょう」

 しばらくは品薄が続くと見られるiPhone X。iPhone Xに新たに導入された技術が今後、音楽やエンタメにどう生かされていくのか。また、今後はVRやARを利用したアプリが増加していくと見られる。iPhone Xとともに、臨場感溢れる新しい体験を楽しめそうだ。(村上夏菜)