スズキが11月2日、2017年中間決算(4‐9月)における連結業績を発表しました。

インドにおける新車販売が好調で、円安効果も手伝って2輪事業が2011年以来6年ぶりに黒字化を果たすなど、連結売上高が前年同期比で3,321億円増となる1兆8,311億円(前年同期比+22.2%)となっています。

内訳は、国内が前年同期比で348億円増となる5,314億円(+7.0%)、海外が同2,973億円増となる1兆2,997億円(+29.7%)と、海外市場が大きく伸びています。同社は前年増となった要因について、国内市場における軽自動車販売増や、海外市場(インド・欧州等)における4輪/2輪車の販売増を挙げています。

4輪車事業では今年に入って国内発売した「ワゴンR」や「スイフト」など新型車の販売が好調で、2輪事業でも新型スーパースポーツバイク「GSX-R1000」や新興国向けスポーツバイク「GSX-R150」が販売増に貢献。

また、連結利益についても日本、アジア、欧州での損益改善等により、以下のように伸びが目立っており、上半期(4‐9月)の連結業績は売上高、各利益ともに過去最高を記録しています。

・営業利益 1,729億円 前年同期比+574億円(+49.7%)
・経常利益 1,869億円 前年同期比+651億円(+53.4%)
・純利益 1,042億円 前年同期比+43億円(+4.3%)

スズキは今回の好調な上半期業績を元に、販売台数・為替前提等を見直し、通期(2018年3月期)の業績予想を以下のように上方修正しました。

・売上高  3兆6,000億円 前期比+13.6%、従来予想+2,000億円
・営業利益 3,000億円 前期比+12.5%、従来予想+600億円
・経常利益 3,200億円 前期比+11.6%、従来予想+650億円
・純利益  1,800億円 前期比+12.5%、従来予想+350億円

4輪の世界販売計画を3万1,000台上乗せして310万2,000台とするなど、インドでの販売を8%増から10%増に引き上げ、利幅の大きい車種を中心に販売拡大を見込むそうで、2輪の世界販売計画についても9万6,000台増の151万5,000台に上方修正。

これによりスズキは今期、売上高・営業利益・純利益ともに過去最高を記録することになりそうです。

(Avanti Yasunori)

スズキ、2017年9月中間決算で過去最高の業績を記録。今期予想を上方修正(http://clicccar.com/2017/11/06/528734/)