ただしイケメンに限る…?

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 育休明けの会社で居心地の悪い思いをしているユミさん(41)は、気分が落ち込んだ時に会いたくなる男性がいるという。

「同じ部署で再雇用で働く64歳の人です。ほとんど話したことがなかったのですが、再雇用で働き出してからは社内メールで“顔を見ていたら落ち込んでるのがわかる”って励ましてくれるようになったんです。

 最近はお昼に一緒に過ごすようになって、私の難しい上司のことを“あいつはこういうタイプだから、こう接するといいよ”と教えてくれて。この前ついに子供と仕事のことでいっぱいいっぱいで泣き出してしまった私をハグしてくれて、仕事の合間だけでなく、もっと一緒にいたいって思うようになってきたんです」

 そう真剣な顔で語るユミさんのように、職場で再雇用の年上男性に惹かれる人妻が増えているという。マスコミ業界で働くアカネさん(43)は、体育会系の名残りがある職場で、かばってくれた男性と社内不倫の関係になったという。

「男性同僚にこき使われている時にすっと間に割り込んできたモリさん(65)は、『僕らの時代は、女性社員は高級レストランに連れていくことはあっても、怒鳴るようなことはしなかったなぁ』とカドが立たないように冗談っぽく言ってくれたんです。

 女に負けないように肩肘張っている同僚とも、私の仕事に理解のない夫とも違って、素敵に見えました。それから夜も一緒に飲みに行くようになって。頻繁に会ううちに“もっとちゃんと付き合ってください”とお願いして、男女の関係になりました」

 サトコさん(46)の場合は、再雇用の男性を“狙い打ち”したという。

「夫が定時に帰ってくる人なので、外で恋愛するなら、“職場の人”で、時間に余裕がある人。その中でも鬼上司として有名だったシニアスタッフのタケダさん(64)が“あんなに怖かったのに丸くなった”と噂されていたのを聞いて、ギャップに興味が沸きました。

 リリー・フランキーに似た飄々とした人ですが、会社勤めをする“現役”なだけあって、誰もいない会議室で体を触ってくるようなエッチなところもある。私にとって、ぴったりの相手です」

 人妻たちが口を揃えて、「大胆になっても周りに気づかれにくい」という再雇用シニアとの職場の恋が、密かに広がっている。

※週刊ポスト2017年11月17日号