アフガニスタンの首都カブールで、同国初となる女性学の修士課程を終え、終了式に出席した学生(2017年11月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】家父長制が根強いアフガニスタンで5日、国内で初めて女性学を専攻した大学院生たちに学位が授与された。女性が抑圧された旧支配勢力タリバン(Taliban)などによる攻撃も相次ぐが、修了生たちは社会を変える力になりたいと抱負を語っている。

 学位を与えられたのは男性7人を含む22人。カブール大学(Kabul University)で、韓国の資金援助を受けて国連開発計画(UNDP)が開設した2年間の修士課程を修了した。フェミニズム理論や市民社会論などを学んだ。

 修了生で男性のムジタバ・アレフィ(Mujtaba Arefi)さんは「これは変化の始まりです」と話した。女性のサジア・セディキ(Sajia Sediqqi)さんは、アフガニスタンで短期間に劇的な変化をもたらすことは無理だとしても「私たちは自分たちが受けた高等教育によって社会を変え、人々、特に女性の役に立つことができる」と希望を語った。

 タリバンが支配した1996〜2001年のアフガニスタンでは、女性問題はタブーとされ、女性が教育を受けることも禁じられていた。米軍の侵攻によるタリバン政権崩壊後、女性の権利擁護をめぐる状況は改善したものの、女性の地位は依然として低い。
【翻訳編集】AFPBB News