特にお腹が空いているわけでもないのに「グゥーッ」とお腹が鳴ってしまうことはありませんか?周囲に空腹と思われそうで恥ずかしいですが、お腹が鳴ることは空腹だけが理由ではありません。この記事では、空腹以外でお腹が鳴る理由をいくつかご紹介します。

理由1.食べたものが運ばれている

食後、満腹状態のはずなのにお腹が鳴ってしまうことがあります。食事で食べたものは、通常口から入って胃腸を通過し、便として排出されていきますよね。このとき、腸の中で食べ物が運ばれていくときにお腹が鳴ることがあります。「腹鳴」と呼ばれる現象ですね。この腹鳴はただ消化活動中の音が鳴るときもあれば、大腸内で発生するガスでより大きな音が鳴る場合もあります。腸内で便が溜まっている便秘中には特に起きやすい現象です。

理由2.過敏性腸症候群になっている

過敏性腸症候群とは、自律神経の乱れや激しいストレスなどで胃腸の調子が悪くなる病気のことを言います。過敏性腸症候群になると、便秘になりやすくなったり胃痛を起こしたりしますが、腹鳴を起こすことも症状として挙げられています。自律神経が乱れて腸の動きが不安定になり、必要以上に腹鳴が酷くなってしまうのです。あまりに腹鳴が酷いようであれば、ストレスや自律神経の乱れを疑ってみましょう。

理由3.早食いをしている

食事のとき、早食いをしてしまう人も腹鳴を起こしやすくなります。料理を噛む回数が少なく、口に入れた途端すぐに飲み込んでしまうような人は、料理と一緒に空気まで飲み込んでしまうことがあります。飲み込んでしまった空気が胃腸に溜まるため、食後のぜん動運動のときに空気が音を立ててしまうのです。胃腸に空気が入るのは早食いのせいもありますが、炭酸飲料などを飲んだときにも空気が溜まりやすくなるため注意しましょう。

理由4.副交感神経が活発になっている

自律神経は、興奮状態のときに「交感神経」が、リラックスしている状態のときには「副交感神経」が活発になります。胃腸は副交感神経が活発になっているときに動き出します。リラックスしているときには副交感神経によって胃腸が動きだし、腹鳴が起きるというわけです。そのため睡眠中にお腹が鳴っている、ということもありますし、のんびりと身体を休めているときにお腹が鳴ることもあります。リラックス中の腹鳴は特に悪いことではありませんから、心配しなくてOKです。


writer:さじや