【科学が生んだ新発見!】トマト×紅茶の意外な美味しさに感動〜☆

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「トマト×紅茶は相性が良い」と聞いたら、皆さんは驚きますか?
実はこの組み合わせ、科学的に合うと証明されたものなんです!
今、食材×食材の相性を科学で導き出す「フードペアリング理論」という研究が世界中で行われています。理論というと難しく聞こえるのですが、要はどの食材を組み合わせるとおいしくなるかが視覚的に分かるということ。合う食材が分かれば、料理の専門知識がなくてもレシピを考えられるはず……!ということで、専門家にお話を聞いてきました♪

専門家に聞く!「フードペアリング理論」徹底解説


今回取材にご協力いただいたのは、医学博士の石川さん(左)と、電脳クリエイターの出雲さん(右)です。


--フードペアリング理論って何ですか?

石川さん「フードペアリング理論とは、食材の組み合わせに関する研究で、2011年に論文として発表されたものです。世界中のレシピデータを集め、レシピの中で使われている食材同士の関係性を調べたところ、西洋のレシピでは同じフレーバー(香り成分)を持つ食材同士を組み合わせる傾向にあるということが分かりました。フレーバーに注目することで、科学的にどの食材の相性が良いのか?という疑問に答えられるようになりました。」

食材の相性がひと目で分かる?!誰でもレシピ開発者に!



--フレーバーネットワークとはどういうものですか?

出雲さん「フードペアリング理論をもとに食材同士の関係性を分かりやすくしたものが、こちらのフレーバーネットワークです。それぞれの丸が1つの食材を表しており、食材同士が線で繋がっている場合、相性が良いということを表しています。ウェブページ上では、実際にこのフレーバーネットワークを操作することが出来るため、どんな食材同士の相性が良いのか?自分で確認することが出来るようになっています。」

実際の動くフレーバーネットワークはこちら


--フレーバーネットワークはどんな点が面白いのでしょう?

出雲さん「意外な組み合わせだけれど、相性抜群の食材を簡単に見つけることができる点でしょうか。例えば牛肉×玉ねぎのような定番の組み合わせだけでなく、牛肉×コーヒーホワイトチョコレート×キャビアのような、私たちの感覚からすると意外な食材の組み合わせが実は良い相性だった、ということが分かります。美味しい料理を作ることはもちろん大事なことですが、今まで知らなかった新しい食材の組み合わせにチャレンジしてみることも、料理の楽しむためのポイントなのではないでしょうか。」

「トマト×紅茶」に注目!コンテスト実施決定☆


石川さん「フードペアリング理論によるとトマト×紅茶の相性は良いのですが、あまり知られていない意外な組み合わせだと思い、2つの食材を使ったレシピコンテストを企画しました!新しいレシピを0から考えることは難しいかもしれませんが、定番のトマト料理に紅茶を加えてみるというように、相性の良い食材を普段のレシピに加えるだけでも雰囲気が変わって、サプライズ感のある美味しい料理を作ることができます。」

編集部試作「トマトと紅茶のマフィン」を試食!



--お味はいかがでしょうか?

石川さん「まず紅茶の香りが広がり、その後にトマトの甘酸っぱさがきます。口の中が楽しいですね、お菓子にトマトってありなんだなと思いました!トマトと紅茶は香りの相乗効果がある分、油と糖を減らせる要素にもなるかもしれないですね」




トマト×紅茶の炊き込みご飯

出雲さん「私たちも実際に、2つの食材を使ってトマトのコンポート紅茶サラダトマトと紅茶の炊き込みご飯を作ってみました。炊き込みご飯が特に美味しく、トマトの甘酸っぱさに紅茶の香りが加わった、ケチャップライスを爽やかにしたような、新しい料理になりました。」

石川さんと出雲さんにも、レシピ審査をお願い!


通常はクックパッドスタッフが選定しているのですが、科学が生んだ新感覚の組み合わせということで、石川さんと出雲さんにも審査にご協力いただくことに!

--クックパッドのユーザーさんに一言お願いします♪

「食材の組合せに注目して新しいレシピを考えてみることで、さらに料理が楽しくなるのではないでしょうか?皆さんのアイデアをお持ちしています!」

フードペアリングコンテスト「トマト×紅茶」はこちら!>




11月6日からは「トマト×紅茶」をテーマにしたコンテストを開催中!ぜひ皆さんのアイディアレシピを投稿してみて下さい♪みごとグッドペアリング賞に選ばれた3名様には1万円の商品券をプレゼント!コンテストページはこちらから>

取材協力


石川善樹さん
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーヴァード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。「人がよりよく生きるとは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。 専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学など。@ishikun3

出雲翔さん
1989年、埼玉県生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。「人間×コンピューターの創造性」をテーマとして、企業や大学と共同研究を行っている。専門分野は、機械学習、統計解析、データビジュアライゼーションなど。