犬が逃げる人を追いかける事について

子供の頃、近所で猟犬が飼われていました。駄菓子屋さんをされている方がご主人で、駄菓子を買いに行くことと、犬たちに会いに行くことが毎日の楽しみでした。

たまに放し飼いにされていたのですが、何度も追いかけられたことがありました。噛みついたりはしませんし、私が走って逃げるのを楽しそうに追いかけてきて、一緒に遊んでいる感覚でした。

子供の頃は猟犬というのがどんな犬なのかよく理解していませんでしたし、とてもお利口さんな犬たちでしたし、放し飼いにすることが今ほど問題になっていませんでした。

私は子供の頃から犬が大好きで、犬を怖いと思ったことは一度もないのですが、猟犬が放し飼いにされていて、走って追いかけてきたら、誰もが怖い思いをしたと思います。

みなさんにも同じような経験があるでしょうか。
「犬を見つけても走って逃げちゃダメだよ、そーっと逃げるんだよ。」と言われたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

なぜ、犬は逃げる人を追いかけてしまうのでしょうか。追いかけっこをして遊んでいるのでしょうか。

理由1:動くものを追いかけるという犬の習性

犬は動くものを追いかけるという習性を持っています。

鳥を追いかける犬もいますし、猫を追いかける犬もいますし、人を追いかける犬もいます。動くものなら何でも追いかけようとする、それが犬の習性なんです。

車やバイクや自転車を追いかける犬もいますし、ヒヤッとしてしまう瞬間を見てしまったこともあります。

うちの愛犬も車を追いかけてしまうことがあったので、お散歩のときは常に注意していたのですが、しっかりトレーニングをし、今では追いかけることがなくなりました。

習性だからといって治らないということではないので、追いかけてしまうことで困っている場合にはトレーニングをしてみると良いと思います。

ボールやフリスビーも同じ

ボールやフリスビーを投げて遊ぶことが大好きな犬ですが、これも動くものを追いかけるという習性によるものです。中には、猫は追いかけてしまうけどボール投げはしない、そんな犬もいますよね。

理由2:獲物を捕らえるための狩猟本能

犬が動くものを追いかけるという習性を持つ理由は、獲物を捕らえるための狩猟本能によるものです。ずっと昔、犬は群れで生活をし、獲物を捕らえて暮らしていました。その名残なのです。

猟犬や牧羊犬や牧畜犬は、動くものを追いかけるという習性、獲物を捕らえるための狩猟本能を利用し、トレーニングが行われています。

なんでも追いかけてしまう犬はトレーニングが必要

ボールやフリスビーなどのおもちゃは追いかけても良い、人・他の動物・車・バイク・車などは追いかけてはいけない、この区別ができない場合にはトレーニングが必要ですし、トレーニングしなくても区別できている犬もいます。

ボールを追いかけるのは大好きだけど、人や猫を追いかけるのには興味がないという犬もいます。

遊びとして追いかけるのであれば全く問題はないと思いますが、お散歩中に人や猫や車などを追いかけてしまう場合、とても危険ですし周りにも迷惑になってしまいます。

思わぬ事故の原因にもなりかねませんので、習性や本能であるとは言え、しっかりトレーニングする必要があると思います。

また、逃げれば逃げるほど追いかけてしまう犬もいます。突然、犬が追いかけてきたら誰もが必死で走ると思いますし、リードを手離してしまったら飼い主さんでも追い付けないでしょう。

犬の身体能力はとても高いものですし、超小型犬のポメラニアンでさえ、私は追いつくことができません。

つい追いかけてしまう犬は、しっかりとトレーニングし、コントロールできるようにしれおかなければなりません。

まとめ

犬が逃げる人を追いかけるという姿を想像したとき、ドッグランで遊んでいる様子やお散歩中に飼い主さんとかけっこをして遊んでいる様子を思い浮かべます。

しかし、中にはこんなこともあります。リードを手離してしまい、お散歩中の他の犬や飼い主さんを追いかけてしまう。家から脱走し、通行人を追いかけ、噛みついてしまう。これはニュースにもなり、事故も起きています。

愛犬が逃げてしまった!なんてことがないようにしっかり管理が必要ですが、首輪やハーネスやリードの状態も毎日チェックしておくことで、お散歩中に壊れてしまった!なんてことを防ぐことができます。

よく、首輪が抜けて逃げてしまったり、事故に遭ってしまったり、人を追いかけたり噛みついてしまったりなどがありますが、そのような心配がある場合にはハーネスがおすすめです。

犬が逃げる人を追いかけるのは習性や本能によるものですが、お困りの場合には、しつけ教室やトレーニング施設などで改善することができますよ。