大人になると、普段は文字を書くことが少なくなってしまうものですが、結婚式の芳名帳や年賀状など、文字を書く機会は意外とあります。そんなとき、「もっと字がきれいだったら…」と思う方も多いはず。今からでも美文字をマスターするのは遅くありません! 今回は、美文字の書き方や習得方法についてご紹介します。

美文字は3つのポイントできれいに書ける



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美文字は3つのポイントを押さえることで、より字を美しく見せることができます。実用美文字コンサルタントの谷口栄豊氏による、美文字の書き方やコツをご紹介。

1.「たて線は真っすぐ垂直に」
縦の線が斜めだったり歪んでいたりすると、頼りない字に見えてしまいがち。たて線がしっかりしているだけでも印象は変わります。

2.「適度な右上がりを意識」
横線は縦線とは違い、真っすぐに書くと字にスピード感がなく単調なイメージになります。右上がりを意識して書くとバランスのいいきれいな字に。右に上がりすぎるのも、まとまりがなくなってしまうので、気をつけましょう。

3.「空間・角度を揃える」
線と線の間隔や、線の方向がバラバラになると、雑に書いているように見られてしまいます。きちんとした書類などでは、特にマイナスな印象を受ける可能性が高いので要注意です。

美文字が書けるとどんなメリットがある?



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最近はパソコンの普及により、文字を書く機会がすっかり減ってきました。とはいえ、結婚式の芳名帳や出欠席の返信はがき、就職活動をする際は履歴書など、人に文字を見せることも少なくはありません。

美文字が書けることで、直接会っていなくてもその人の印象がよくなります。

字は人柄を表すとも言われているほど、字で判断されるケースもあるため、美文字が書けることはメリットといえます。

文字がきれいだと人は見方が変わるもの。瞬時に品格のある人だと認識されるきっかけにもなるので、美文字はメリットがたくさんあります。

今からでも間に合う! 美文字を習得するには?



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美文字を取得する方法のひとつは通信講座。

独学でもテキストを購入して美文字を練習することもできますが、ペンの持ち方から正しい書き方、きれいに書くコツまで教わることができ、短期間での習得も可能なので、通信講座もおすすめです。

独学に向いていない人は、教室やセミナーに通って学ぶ方法もあります。直接指導をしてもらえるので、独学や通信講座より身につくのが早いといわれています。

自分の字にコンプレックスがあると、人前で披露するのも嫌になってしまうもの。美文字は練習して書き方のコツをつかめば誰でも習得することができるので、ぜひチャレンジしてみてください。