シリア東部デリゾールで、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)による自動車爆弾攻撃があった場所を示した図。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)県で4日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が自動車爆弾を使った攻撃を行い、避難民ら少なくとも75人が死亡、140人が負傷した。英国に拠点を置くNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が6日、明らかにした。

 デリゾール県では、ロシアの支援を受ける政権軍と、米国の支援を受けるクルド人とアラブ人の合同部隊「シリア民主軍(SDF)」がそれぞれIS掃討作戦を展開している。ISがシリアに持つ最後の主要拠点だった県都デリゾール市は3日までに政権軍が奪還していた。

 シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)代表は、「攻撃があった時、(戦闘で)家を追われた人たちを乗せた新たな車列が入ってきたところだった」と述べている。

 ISはイラクやシリアで支配地の大部分を失ったものの、今回の爆弾攻撃の規模はISが死者を出す攻撃を行う能力を保持していることを改めて示した。
【翻訳編集】AFPBB News