米下院共和党、税制改革法案修正へ「多くの案」検討

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[ワシントン 5日 ロイター] - ライアン米下院議長は5日、下院歳入委員会で週明けから税制改革法案を巡る審議が始まるのを前に、共和党内で「多くの修正案」が検討されていることを明らかにした。ただ、大枠に変更はない見込みだとした。

議長はFOXニュース・サンデーで、医療保険制度改革法(オバマケア)撤廃の条項を税制改革法案のパッケージに盛り込むよう求めるトランプ大統領の案を同委員会のメンバーが検討していることを明らかにした。

議長は「党内で盛んな議論が行われており、法案に追加する様々な案が出ている。オバマケア撤廃条項はその1つだ」と述べた。

下院歳入委員会は6日から法案修正の審議を行う。

ライアン議長は、23日の感謝祭休暇までに下院で修正法案を可決することは可能だとの見方を示した。

上院は独自の法案をまとめているが、ライアン議長は、下院案と類似した内容になる見通しで、両案の相違点を解消した上で年内の可決が可能だとの考えを示した。

「下院案で法人税率20%、パススルー企業の税率25%、中間所得層の減税という基本的な重要項目を決めた」とし、「これらは全て合意済みの項目であり、法案はこの範囲内で起草されているため、相違は比較的小さいものになる」と指摘した。