【徹底検証】溶けにくいコンビニアイス選手権! いちばん溶けにくいコンビニアイスはどのアイスだ?
コンビニエンスストアやスーパーなどで気軽に買うことのできるアイスクリーム。どの店にもいろいろな種類が置いてある上に、味もなかなか侮れません。レストランやアイスクリームショップで食べるアイスもいいですが、家で食べるコンビニアイスも良いものですよね。
しかし当然ながら、コンビニアイスを家で食べるには、コンビニで買物をしてから家まで持ち帰らなければなりません。持ち帰るのに時間がかかってしまったら当然アイスはその間に溶けてしまいます。また、せっかく買って帰ったのに冷凍庫にしまうのを忘れて溶かしてしまったりすることもあるでしょう。
もしコンビニアイスの中に溶けにくいアイスが存在するのなら、持ち帰るまでに時間がかかる人や、何度もうっかり溶かしてしまった経験がある人にとっては朗報ですよね。そこで今回はコンビニアイスを何種類か購入して、あえて常温で放置。どんなアイスが溶けやすく、どんなアイスが溶けにくいのかを検証してみることにしました。
今回の検証で使用したコンビニアイスは以下の8品。もちろんすべての商品を購入はできませんでしたが、なるべくタイプが重複しないように厳選しました。
・雪見だいふく(ロッテ)
・pino(森永乳業)
・チョコモナカジャンボ(森永乳業)
・まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー(セブン&アイプレミアム)
・ガリガリ君 ソーダ(赤城乳業)
・エッセル スーパーカップ 超バニラ(明治乳業)
・あずきバー(井村屋)
・ワッフルコーン ミルクバニラ(セブン&アイプレミアム)
それぞれのアイスを開封して常温で放置し、ストップウォッチで時間を測定。アイスとして食べられない状態になるまでにかかる時間を調べてみます。ちなみにこの日の室温は20度程度でした。
というわけで検証スタート。まず変化が起こったのは25分後でした。
25分後 キウイバーが脱落
まずはじめに溶けてしまったのはセブン&アイプレミアムの「まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー」。もともとかなり濃厚な液体がアイスになっているからか、棒には粘り強くくっついているもののブヨブヨになってしまったのでここでアウト。キウイの果汁と果肉を33%も使用しているアイスなのですが、水じゃない成分が多いほど溶けやすいのでしょうか。ぶっちぎりで脱落です!
40分後 あずきバーが脱落
続いて脱落してしまったのは、なんと固いことで有名な井村屋のあずきバー。溶け始めてしまうと案外もろいようで、溶け切ったあずきバーはあんこそのもののような状態になってしまいました。やはり水以外の成分が多いと溶けるスピードが速いのかもしれませんね。
40分後 ガリガリ君も脱落
あずきバーの写真を撮影していると、ドサッと音を立ててガリガリ君が棒から陥落してしまいました。ガリガリ君はキウイバーやあずきバーよりも水分が多いはずですが、結局あずきバーとほぼ同タイミングでの失格です。これにてスティックタイプのアイスはすべて脱落。スティックタイプのアイスが他のアイスよりも溶けやすいということは間違いなさそうです。
45分後 ソフトクリームが脱落
さらに続けてセブン&アイプレミアムの「ワッフルコーン ミルクバニラ」もドロドロと溶け始めてしまい、ここで脱落。40分を超えたタイミングで脱落するアイスが相次ぎました。溶け始める時間は室温などに左右されるため参考にしかなりませんが、室温20度程度の環境だと40分が放置のデッドラインになりそうですね。
50分後 残りが半数に
常温放置から50分が経過した時点で残りはちょうど半分に。残された4品に共通しているのは、いずれもアイスクリームが何らかの形でパッケージされているという点。やはりアイスが直接外気に触れにくいものほど溶けにくいようですね。
54分後 雪見だいふくが脱落
開始から54分、見た目的にはほとんど変化のなかったロッテの雪見だいふくでしたが、すくい上げてみると餅が中身の溶けてしまったアイスを守りきれず、すぐに崩壊してしまいました。見た目に大きな変化がない分、これはなかなかタチが悪いですね。無事だと思って普通に食べようとしたら、ドチャッとテーブルや床に落としてしまってもおかしくありません。
58分後 ピノが脱落
続いて脱落してしまったのは森永乳業のピノ。50分を過ぎたあたりからチョコレートの表面に水滴ができ始め、付属のスティックで取り出そうとしてみると一気に底が抜けてしまいました。こちらも見た目に大きな変化がないのでご用心。表面に水滴ができていたら、おとなしく再冷凍させるのが無難でしょう。
1時間25分後 チョコモナカジャンボが脱落
1時間経過してからはチョコモナカジャンボとスーパーカップの一騎打ちとなりましたが、先に脱落したのはチョコモナカジャンボの方でした。モナカはサクサクの状態をキープしていたのですが、アイスが溶けることによってモナカの表と裏の間に隙間が生まれてしまい、そこからアイスが溢れ出してしまったのです。うーん、惜しい!
結局最後まで生き残ったのは明治乳業のスーパーカップということになりました。カップのまわりは液状になっていますが、中心部は若干柔らかくなっているもののアイスと呼べる状態をしっかりキープ。カップに入っていることで持ち帰り中に溢れてしまうこともありませんし、もし溶けてしまっても再冷凍しやすいのも良い点ですね。溶かしてしまうのが心配な人はカップに入ったアイスを選ぶのがベストだといえそうです。
スーパーカップ、優勝おめでとう!
・スティック状のアイスは溶けやすい
・カップに入ったアイスが最強
・果汁入りのアイスは溶けやすいかも
・20度の環境では40分がデッドライン
もちろん今回の検証後には、溶けてしまったアイスも再冷凍したりそのまま飲んだりして編集部で美味しくいただきました。でももちろんそのままの状態で食べるのがベスト。できれば溶かしてしまうことなく、最も美味しい状態で食べたいものですね。
ちなみに検証に使用したガリガリ君ソーダ味はなんと「当たり」でした。今度はしっかり凍った状態のガリガリ君をいただきたいと思います。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/
持ち帰るまでに溶けてしまうかも
しかし当然ながら、コンビニアイスを家で食べるには、コンビニで買物をしてから家まで持ち帰らなければなりません。持ち帰るのに時間がかかってしまったら当然アイスはその間に溶けてしまいます。また、せっかく買って帰ったのに冷凍庫にしまうのを忘れて溶かしてしまったりすることもあるでしょう。
溶けにくいアイスを探し出したい
もしコンビニアイスの中に溶けにくいアイスが存在するのなら、持ち帰るまでに時間がかかる人や、何度もうっかり溶かしてしまった経験がある人にとっては朗報ですよね。そこで今回はコンビニアイスを何種類か購入して、あえて常温で放置。どんなアイスが溶けやすく、どんなアイスが溶けにくいのかを検証してみることにしました。
検証に使用したコンビニアイス
今回の検証で使用したコンビニアイスは以下の8品。もちろんすべての商品を購入はできませんでしたが、なるべくタイプが重複しないように厳選しました。
・雪見だいふく(ロッテ)
・pino(森永乳業)
・チョコモナカジャンボ(森永乳業)
・まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー(セブン&アイプレミアム)
・ガリガリ君 ソーダ(赤城乳業)
・エッセル スーパーカップ 超バニラ(明治乳業)
・あずきバー(井村屋)
・ワッフルコーン ミルクバニラ(セブン&アイプレミアム)
それぞれのアイスを開封して常温で放置し、ストップウォッチで時間を測定。アイスとして食べられない状態になるまでにかかる時間を調べてみます。ちなみにこの日の室温は20度程度でした。
検証スタート!
というわけで検証スタート。まず変化が起こったのは25分後でした。
25分後 キウイバーが脱落
まずはじめに溶けてしまったのはセブン&アイプレミアムの「まるでキウイを冷凍したような食感のアイスバー」。もともとかなり濃厚な液体がアイスになっているからか、棒には粘り強くくっついているもののブヨブヨになってしまったのでここでアウト。キウイの果汁と果肉を33%も使用しているアイスなのですが、水じゃない成分が多いほど溶けやすいのでしょうか。ぶっちぎりで脱落です!
40分後 あずきバーが脱落
続いて脱落してしまったのは、なんと固いことで有名な井村屋のあずきバー。溶け始めてしまうと案外もろいようで、溶け切ったあずきバーはあんこそのもののような状態になってしまいました。やはり水以外の成分が多いと溶けるスピードが速いのかもしれませんね。
40分後 ガリガリ君も脱落
あずきバーの写真を撮影していると、ドサッと音を立ててガリガリ君が棒から陥落してしまいました。ガリガリ君はキウイバーやあずきバーよりも水分が多いはずですが、結局あずきバーとほぼ同タイミングでの失格です。これにてスティックタイプのアイスはすべて脱落。スティックタイプのアイスが他のアイスよりも溶けやすいということは間違いなさそうです。
45分後 ソフトクリームが脱落
さらに続けてセブン&アイプレミアムの「ワッフルコーン ミルクバニラ」もドロドロと溶け始めてしまい、ここで脱落。40分を超えたタイミングで脱落するアイスが相次ぎました。溶け始める時間は室温などに左右されるため参考にしかなりませんが、室温20度程度の環境だと40分が放置のデッドラインになりそうですね。
50分後 残りが半数に
常温放置から50分が経過した時点で残りはちょうど半分に。残された4品に共通しているのは、いずれもアイスクリームが何らかの形でパッケージされているという点。やはりアイスが直接外気に触れにくいものほど溶けにくいようですね。
54分後 雪見だいふくが脱落
開始から54分、見た目的にはほとんど変化のなかったロッテの雪見だいふくでしたが、すくい上げてみると餅が中身の溶けてしまったアイスを守りきれず、すぐに崩壊してしまいました。見た目に大きな変化がない分、これはなかなかタチが悪いですね。無事だと思って普通に食べようとしたら、ドチャッとテーブルや床に落としてしまってもおかしくありません。
58分後 ピノが脱落
続いて脱落してしまったのは森永乳業のピノ。50分を過ぎたあたりからチョコレートの表面に水滴ができ始め、付属のスティックで取り出そうとしてみると一気に底が抜けてしまいました。こちらも見た目に大きな変化がないのでご用心。表面に水滴ができていたら、おとなしく再冷凍させるのが無難でしょう。
1時間25分後 チョコモナカジャンボが脱落
1時間経過してからはチョコモナカジャンボとスーパーカップの一騎打ちとなりましたが、先に脱落したのはチョコモナカジャンボの方でした。モナカはサクサクの状態をキープしていたのですが、アイスが溶けることによってモナカの表と裏の間に隙間が生まれてしまい、そこからアイスが溢れ出してしまったのです。うーん、惜しい!
優勝はスーパーカップ!
結局最後まで生き残ったのは明治乳業のスーパーカップということになりました。カップのまわりは液状になっていますが、中心部は若干柔らかくなっているもののアイスと呼べる状態をしっかりキープ。カップに入っていることで持ち帰り中に溢れてしまうこともありませんし、もし溶けてしまっても再冷凍しやすいのも良い点ですね。溶かしてしまうのが心配な人はカップに入ったアイスを選ぶのがベストだといえそうです。
スーパーカップ、優勝おめでとう!
まとめ
・スティック状のアイスは溶けやすい
・カップに入ったアイスが最強
・果汁入りのアイスは溶けやすいかも
・20度の環境では40分がデッドライン
溶けたアイスもおいしくいただきました
もちろん今回の検証後には、溶けてしまったアイスも再冷凍したりそのまま飲んだりして編集部で美味しくいただきました。でももちろんそのままの状態で食べるのがベスト。できれば溶かしてしまうことなく、最も美味しい状態で食べたいものですね。
ちなみに検証に使用したガリガリ君ソーダ味はなんと「当たり」でした。今度はしっかり凍った状態のガリガリ君をいただきたいと思います。
■執筆・監修:Mr. Fox
執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。https://twitter.com/im_mr_fox/