決勝点を決めた鹿島アントラーズMFレアンドロをMF小笠原満男が祝福

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[11.5 J1第32節 鹿島1-0浦和 カシマ]

 2連覇に向けて、大きく前進させる勝利へと導いた。0-0のまま試合が進む中、終盤の後半35分にスコアを動かしたのは鹿島アントラーズのMFレアンドロだった。

「拮抗した中で、僕らに得点のチャンスが訪れるかもしれないし、僕らが失点するピンチが訪れるかもしれない。五分五分の試合展開だったと思う」。試合後にそう振り返ったように、序盤から鹿島が主導権を握ったものの、浦和の粘り強い対応に遭ってなかなか決定機を創出できず。しかし、素早い攻守の切り替えで浦和にも攻撃の形を作らせなかった。そして、後半35分に値千金の決勝弾を叩き込む。

 右サイドでDF西大伍がボールを受けると、「西選手がコントロールしたところで、クロスが来るだろうと思ってファーサイドに走った」とPA内へと進入。西が送ったクロスに対してFW鈴木優磨がDF遠藤航を引きつけてゴール前に走り込むと、ファーサイドでレアンドロがフリーになる。

「普通だったら慌てて、思い切り蹴りたくなるようなフリーの状況だったけど、慌てずにただボールに当てることだけを意識した」。右足ダイレクトで合わせたボールはネットを揺らし、決勝点が生まれた。

 この日の勝利で鹿島はリーグ2連覇に王手。この日の試合は浦和がACL決勝に進出したことで繰り上げで開催されたため、鹿島は18日に試合はないが、その日の試合で川崎FがG大阪に敗れた場合に優勝が決定する。しかし、「しっかり休んで自分たちがやるべきことをやりたい」と26日に行われるホーム柏戦に視線を移した男は、「今日は最大の目標であった勝ち点3を取れたということ、チームが喜んでいる姿を見れてうれしかった」とチームの勝利に貢献できたことに白い歯を見せた。

(取材・文 折戸岳彦)
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