連覇に王手も昌子に慢心はない。浦和戦でも最後まで集中したディフェンスで完封勝利に貢献した。(C)SOCCER DIGEST

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[J1リーグ32節]鹿島 1-0 浦和/11月5日/カシマ
 
 コイントスの結果、鹿島は前半、自分たちのサポーターが陣取るスタンドに向かって攻めることになった。
 
 その目の前でゴールは決められなかったが、80分のレアンドロの先制点でリードを奪った後半は、大声援を背に受けながら戦うことができた。
 
 とりわけ、守備陣にとってはモチベーションがさらに上がるシチュエーションだったに違いない。CBの昌子源は次のように語る。
 
「特にセットプレーの時とかは、悲鳴が聞こえそうなぐらいだったけど、一番大きな声量で後押ししてくれた。前日からすごく多くの人が(練習場に)来てくれた。それにどうしても応えたかった」
 
 ともに勝利を願う“12番目の選手たち”とともに掴み取った大きな勝点3。この結果、11月18日に予定されている川崎対G大阪で、川崎が敗れれば、当日に試合のない鹿島の連覇が決まる。
 
 タイトルに王手をかけた形だが、昌子に慢心はない。
 
「忘れていけないのは、僕らはまだ何も達成していないということ。今日は勝ったけど、残り2試合ある。川崎の結果次第とか思わないで、僕らはしっかり準備をして、最後まで気を抜かずにやるのが大事」
 
 鹿島は浮足立つことなく、これまでと変わらぬ姿勢で、記念すべき“20冠目”に向けて邁進するのみだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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