丹後半島の付け根にあり、天女の羽衣伝説でも有名な峰山町。

そこにある「金刀比羅神社」には、なんと「狛猫」がいるらしいのです。

神社のシンボル的な存在と言えば狛犬(狛狗)を思い浮かべるかもしれませんが、ここの境内社「木島社」にあるのは、猫の石像。全国的に見てもかなり珍しい、とのこと。

それにしても、なぜ、猫なのでしょうか?

ネズミ退治といえば…

峰山はかつて養蚕が盛んだったのですが、養蚕の大敵といえば「ネズミ」。大切なマユや絹を守るために大切にしていた存在が猫だった、というわけです。

起源はというと、文政13年(1830年)に、山城国(現京都市)の養蚕の神、木島神社から、地元のちりめん織業者らの信仰によってお迎えされたそう。その後、糸商人や養蚕家たちの手によって、一対の狛猫が奉納されたそうです。

ちなみに、「狛猫」はあくまでも呼称で、正しくは「石猫」でしょうか。

一対の「阿吽」の猫

見てみると、阿吽の対になっていて、阿形のほうには子猫もいます。定かではありませんが、こちらが母猫で、吽形のほうが父猫か、とも言われています。

この狛猫をひと目見ようと、足を運ぶ人はあとを絶たないと言います。猫好きの人はもちろん、癒しのパワースポットとしても人気です。

季節によって表情を変える大自然も美しいですし、若狭湾の絶品海鮮料理を味わいながらお参り、という旅行プランなんていかがでしょうか?

金刀比羅神社

住所:京都府京丹後市峰山町泉1165-2
電話:0772-62-0225

Photo by TABI LABO