東京モーターショーのプレスデーというと、一般公開日の前に全ての内容を下見できるような印象がありますが、実はそうではありません。

前回の記事では、VIPによるプレスブリーフィングのためにフロアでのモノ展示がほとんど行われないことを紹介しましたが、実はその他にもうひとつ、プレスデーではお目にかかれないコトがあります。

モーターショーといえば、ステージ上で行なわれる華々しいデモンストレーションが思い浮かびます。またクルマの前でポーズを決めるモデルさんも、モーターショーにはなくてはならない存在です。各メーカーが工夫を凝らす様々な演出は、ショーの華ともいえるものですよネ。

しかしながら筆者はプレスデーで、ほとんどデモンストレーションを見たコトがありません。ブースでは開催予告もありませんし、実際どこのホールも、プレスブリーフィングの時間帯以外は不思議なほど静まり返っています。当然のようにステージには、モデルさんもほとんどいません。

逆に一般公開日に行くと、まるで別のイベントのよう。各ブースのフロアには様々な展示やデコレーションが施されますし、各ブースが競うように華やかなデモンストレーションを繰り広げます。そしてなにより、たくさんの来場者とその熱気が、会場全体を「クルマの祭典」として盛り上げ躍動させています。

実はプレスデーで取材したくてもできないのが、東京モーターショー本来の躍動した「クルマの祭典」の姿なのです。

(星崎 俊浩)

プレスデーでは取材できない「クルマの祭典」の姿とは!?(一般公開日とプレスデーとの違い・その5)【東京モーターショー2017】(http://clicccar.com/2017/11/05/528478/)