足ではなく「手の指」を使って、サッカーのようにボールを支配したり、ボードを操るゲームが登場している。

 サッカーやスケートボードといえば、本来は足技イメージのスポーツだが、最近は手の指を使うゲームとしても注目を集めている。

 W杯を来年に控えたサッカーには、1対1の対戦で“本家”さながら、スポーツ感たっぷりのボードゲーム「指サッカー」がある。

 イワヤ(本社:東京都台東区)の「フィンガーチャンピオンズ」は、人形つきのユニホームに指を入れ、指先にはスパイクを装着して戦う新感覚のゲーム。フィールド、ゴール、プレーヤーがひとつになった「ゲームセット(3,008円・税込)」を購入すれば、ただちに“キックオフ”とプレーが可能だ。

 また、日本では「おはじきサッカー」とも呼ばれるのが、英国生まれで、世界には熱狂的なファンも多い「SUBBUTEO(サブティオ)」だ。一般社団法人日本おはじきサッカー協会 SUBBUTEO JAPAN(本部:神奈川県横浜市)が普及に尽力するこのゲームは、フィギュアが乗ったおはじきがプレーヤー。このプレーヤーを、ボールめがけて指ではじくと、ボールはあたかもプレーヤーがドリブルやシュートをしたかのように敵陣を襲う。単純なようだが、おはじきと侮るなかれ、かなりのテクニックや戦術、判断力が求められるようだ。興味ある向きは都内や神奈川県で実施されている協会主催の練習会への参加、もしくは2チーム、ボール、ピッチ布、ゴールで構成された「入門セット(6,500円)」で“指技”を磨きたい。

 「フィンガースケートボード」は“指スケボー”ともいえるゲームだ。そもそもは、悪天候時のイメージトレーニングにと考案されたフィンガーススケートボードだが、いまや立派なスポーツ。約10センチのボードに指をのせ、華麗なテクニックを披露する人、対戦する人と、さまざまな形で楽しまれている。用具も本格的で、2011年九州に誕生したブランド「フーデッド・フィンガースケートボード(福岡県福岡市)」のデッキ(ボード)は、国産ヒノキを使用。またウイール(タイヤ)やウイール内のベアリングも、一般的な大きさのスケードボードと、異なるのはサイズだけと忠実に再現している。価格は6,480円(税込)他。また指スケボーをプレイする場所「指スケパーク」のキット商品も充実化の一途。価格はウェブサイトの通信販売で2,000円(税込)台からある。

 寒い季節は室内で、手の指を使ったスポーツゲームにチャレンジしてみるのも面白そうだ。

加藤 秀行[著]、阪神 裕平[著]

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