ガソリンを燃料とする自動車はドイツで誕生したものであり、ドイツの自動車産業は現在も世界で大きな影響力を持つ存在だ。日本の自動車産業も世界有数の競争力を持つが、ガソリン車が生まれたドイツで日本車はどれだけ支持されているのだろうか。(イメージ写真提供:(C)kettaphoto/123RF)

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 ガソリンを燃料とする自動車はドイツで誕生したものであり、ドイツの自動車産業は現在も世界で大きな影響力を持つ存在だ。日本の自動車産業も世界有数の競争力を持つが、ガソリン車が生まれたドイツで日本車はどれだけ支持されているのだろうか。

 中国メディアの今日頭条はこのほど、ガソリン車が誕生した地であるドイツの街中で見かける日本車の数から「ドイツで日本車が売れているのかどうか」を考察する記事を掲載した。

 記事は、ドイツをはじめとする欧州の自動車市場ではディーゼル車のシェアが高く、ドイツ市場ではやはり本場ドイツの自動車メーカーを選ぶ消費者が多いことを紹介している。確かに2017年1-9月のドイツ市場ではフォルクスワーゲンが18.3%で最大のシェアを獲得したほか、メルセデス、BMWといったドイツメーカーがシェア上位を独占した。

 ガソリン車やディーゼル車ではドイツメーカーがやはり人気だが、記事は「ドイツで日本車を見かけないわけではない」とし、むしろドイツの街中では日本車を見かける機会は意外と多いと紹介。高級車市場では太刀打ちできていないが、ハイブリッド市場ではプリウスなど日本車が人気であると指摘した。近年の欧州では排ガス不正などを理由にディーゼル車に対する規制が強化され始めており、トヨタのハイブリッド車が販売を伸ばしているのは事実だ。

 中国の自動車市場ではドイツ車と日系車が大きなシェアを獲得しているが、日系車については一部で「鋼板が薄くて安全性に劣る」、「車重が軽いため燃費が良いだけ」といったデマも存在する。だが、ガソリン車が誕生した国であるドイツでも日本車が支持を得ているという点は、日系車の購入を迷っている中国人にとっては日系車の購入を後押しする良い情報になりそうだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)kettaphoto/123RF)