17-18フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯の女子シングル、男子シングル、アイスダンス、ペアの表彰式の様子(2017年11月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】17-18フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯(Audi Cup of China 2017)は3日、北京(Beijing)で男女シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、女子は15歳のアリーナ・ザギトワ(Alina Zagitova)、男子はミハイル・コリヤダ(Mikhail Kolyada)が制し、ともにロシア勢が優勝した。

 2018年2月の平昌冬季五輪が近づく中、新星ザギトワが大きな意味を持つ勝利を飾った。昨年のジュニア世界女王ザギトワは、バレエ音楽「ドン・キホーテ(Don Quixote)」の楽曲に乗せ、3回転ルッツ-3回転ループのコンビネーションを成功させるなどして144.44点を記録すると、スコアを合計213.88点に伸ばし、ショートプログラム(SP)4位から一気に順位を上げた。

 ザギトワは「初めてのGPで金メダルを獲得できたことはすごく大きいけれど、これに満足せずに努力を続けていきたい。(69.44点だった)ショートは納得がいかなかった。だけど、フリーはすべて出せたしうれしい」と語った。

 樋口新葉(Wakaba Higuchi)は計212.52点で2位に、エレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova、ロシア)が206.82点で3位に入った。そのほかの日本勢では三原舞依(Mai Mihara)が206.07点で4位、本田真凛(Marin Honda)は198.32点で5位だった。

 男子ではコリヤダが合計279.38点を記録し、同264.48点を出した地元中国の期待の星、金博洋(Boyang Jin、ジン・ボーヤン)、259.69点のマックス・アーロン(Max Aaron、米国)を抑えた。前日のショートでも素晴らしい滑りを披露したコリヤダは、そのリードを守ってGPシリーズ初優勝を果たしている。

 その一方で、世界王者を2回獲得しているハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)が表彰台を逃す大きな番狂わせもあった。フェルナンデスは演技でミスが続き、計253.06点で6位に終わった。田中刑事(Keiji Tanaka)は247.17点で7位だった。

■アイスダンスで史上初の200点超え

 アイスダンスでは、史上初めて200点を上回るペアが誕生した。フランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組は、ベートーベン(Beethoven)の「月光(Moonlight Sonata)」に乗せたフリーダンス(FD)をミスなく滑り、119.33点を記録。格の違いを見せ、合計200.43点で圧勝した。

 パパダキスは「最高の演技だった。内容にも、点数にも満足している。中国杯はこれが3回目で、いつも良いスケートができている。縁起の良い場所だと感じている」と語っている。

 大差をつけられた2位には米国のマディソン・チョーク(Madison Chock)/エヴァン・ベイツ(Evan Bates)組、3位にはロシアのエカテリーナ・ボブロワ(Ekaterina Bobrova)/ドミトリ・ソロビエフ(Dmitri Soloviev)組が入った。

 ペアでは地元中国の世界王者、隋文静(Wenjing Sui)/韓聰(Cong Han)組がSPのリードを守り、合計231.07点で優勝した。同じく中国の于小雨(Yu Xiaoyu)/張昊(Zhang Hao)組が205.54点で2位、カナダのカーステン・ムーア・タワーズ(Kirsten Moore-Towers)/マイケル・マリナロ(Michael Marinaro)組が合計194.52点で3位に入った。
【翻訳編集】AFPBB News