うそっ、79歳!?一生キレイでいる5ケ条を、パリ生活51年の弓さんに聞く

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「奇跡の79歳」として話題の弓・シャローさんをご存知ですか? 長年パリに暮らし、79歳とは思えない美しさとセンスの秘訣を明かした著書『パリが教えてくれたボン・シックな毎日』は版を重ねています。

 28歳でパリに渡り、デザイナー、イラストレーターとして活躍した弓さんは、65歳ですべての仕事からリタイア。現在はアクセサリー作りや絵画などを楽しみながら、フランス人の夫とパリで暮らしています。

 そこで今回は、ダイジェストで弓さんの言葉「楽しくおしゃれな人生を送るためのおさらい5か条」の後編をお送りします(以下は弓さんの言葉)。

◆1)「ぼやけてくるから足す。目元、口元ははっきり描く」

 ある日、突然、自分の顔を見て「老けたな」と感じる瞬間がありますよね。目の下にたるみが出たり、きれいな二重だったはずの上のまぶたが、たるんで目に覆いかぶさるようになったり。

 ニュートンの「万有引力の法則」を自分の顔で学習します。以来、私は目の周りと口の周りのメイクはしっかりするようにしています。

 実際に私がしていて、マダムたちにおすすめなのが「眉のアートメイク」と「二重まぶたテープ」。若い方ではしている方が多いようですが、目元の印象がぼんやりしてくる年齢にこそ必要! この2つで顔の印象が絶対変わる!

 そして、年齢とともに貧層になる口元に少し濃い目の口紅をふっくら塗れば、お顔がしっかりしてきますよ。

◆2)「女は一歩外に出たら、いつ“生涯の男”に出逢ってもいいように」

 ソニア・リキエルにインタビューをしたときに彼女が口にした言葉です。その通りだと思います。

 もう結婚しているから、子どもがいるから、年だからと装いも体形も姿勢もかまわなくなったらおしまい。いくつになってもきれいだねとか、素敵だねと異性にも、同性にも言われるチャーミングな女性でいたいと思いますよ。

 いま、一番気をつけているのは姿勢。67歳の現役バレリーナの友人にいつも注意されます。

「ユミ、見えないワイヤーをおへそから頭、そして足元にたわむことなくキューンと引っ張っているイメージで…」。

 気を抜くと、両肩がどんどん前に下がってきてしまうのよね。

◆3)「髪の毛と爪は老いが出やすいパーツ」

 カラーリングがとれかけて白髪がのぞいている様子は「老い」を感じさせます。いっそ白髪ならそれは素敵ですが。

 私の場合、もう地毛は真っ白だと思いますが、それがのぞく前に自分でカラーリングとオイルパックをして、まめにカットに通っています。

 女の人はヘアが疲れているとすべてが疲れて見えるので、洋服を買うお金を1枚節約しても、早めに美容院に行くのがおすすめ。

 爪や手も同様。手は他人が見ていないようで見ているところ。お茶を出す、物を手渡す、口元に手を当てる…。悪目立ちしない、ピンクベージュなどのマニキュアを塗るときれいです。

 ただし、髪の毛同様、マニキュアもはげかけは見苦しいので、こまめに塗り替えたほうがよろしいかと…。

◆4)「ときめくものだけシンプルに。それが暮らしの基本」

 いま、家の中にあるものは好きなものばかり。特別高価だとか、価値があるものというわけではありませんが、日本から持ってきたものやフランスの蚤の市で購入した大好きなアンティークの家具を中心に、気に入ったものをすこしだけ置いています。

 小さな石けん1つにしても、好きなものしかもう要らないの。私の好きなヤシの木柄と、夫婦2人の好みのグリーンのインテリア。南国の開放的な気分になって、毎日見ても飽きないどころか、好きだわ〜と毎日惚れ惚れ眺めています。

 だって、あと死ぬまでにどれだけこの好きなものたちを使えるかといったら、もうそんなに長い時間ではないはず。とことん使って愛してあげなければかわいそう。たくさんのものを管理するのは大変で、大好きなものが少しだけあれば大満足なのです。

◆5)「元気の秘訣は好奇心を失わないこと」

 今年で79歳になりました。来年は80歳です。自分ではよくわかりませんが、みなさんから、とてもその年には見えない、元気だと言われます。

 日本で昨年開催した個展では、1週間の会期中、ハイ状態で毎日朝から晩まで会場で立ちっぱなしでした。

「元気の秘訣は何か」とよく聞かれますが、たぶんそれは好奇心だと思います。会いたい友人がたくさんいて、しょっちゅう会っていますし、テンペラ画の教室も、趣味のアクセサリーやバッグ作りも楽しい。

 夫と一緒の旅もまだまだたくさん出かけたい。いつもやりたいこと、やってみたいことがあるし、分からないことは知りたくなって、知っている人に「ねえねえ、どうやるの?」とすぐに素直に聞きます。だっていろいろなことを知っている方が楽しいもの。思い当るとしたら、こんなことかしら。

<TEXT/女子SPA!編集部>