戴冠ならず…川崎Fの鬼木達監督「自分の力不足を感じる」《ルヴァンカップ》

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▽4日、2017JリーグYBCルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪vs川崎フロンターレが埼玉スタジアム2002で行われ、C大阪が2-0で勝利。川崎Fは主要タイトル獲得をまたしても逃すこととなった。

▽試合後、川崎Fの鬼木達監督が記者会見に出席し、自身の采配で攻撃を活性化できなかったことを「自分の力不足を感じる」と反省。また、今後に向けてクオリティの向上に意気込んだ。

◆鬼木達監督 (川崎フロンターレ)

──試合を振り返って

「多くのサポーターに来て頂いた中で、勝てなかったことは本当に悔しいですし、自分の力不足を感じています。何が何でも選手たちにタイトルを獲らせてあげたいという思いがありましたけど、なかなかそういう結果に結びつけることができず残念であります」

「試合の方は、最初にアクシデント的なところから失点してしまいましたけど、そのあと全員が声を掛け合いながらしっかりとゲームはコントロールしていたと思います。ただ、その中でもどこか少しずつパスのズレやそういったものが、最後まで改善されることなく終わってしまいました」

「ゴールへの意欲はありましたけど、最後の質というところを本当にこだわらなくてはいけなかったです。もしかしたら焦りというものがあったのかもしれないと今は思っています」

──自分の力不足とおっしゃったが、どの辺に力不足を感じたか

「やはり一つは交代の部分も含めて、もっともっとパワーを出せたのではないかという思いがあります。もう一つは、やはりゴールへの意欲というか、崩しの部分に支障が多くゴール前のところに人を注ぐことができませんでした。そこを90分間通して改善することができなかったという思いがあります」

──今後、リーグタイトルの奪還に向けてどのようにチームをモチベートしていくか

「今日は終わったばかりで選手たちも相当落ち込んでいます。メンタルの回復が一番大事になってくると思いますけど、試合後に言ったのは気持ちの部分はもちろん、もう一度サッカーの質にこだわるということ。あれだけ押し込んでいても最後に点が獲れないということころの部分に尽きると思うので、トレーニングでやっていくしかないと思っています」

──交代の部分でもっとパワーをとおっしゃったが、具体的な部分は

「後悔という形はないですけど、最後パワープレーのような形になった場面も含めて、我慢強くもう少し戦えたのかなと思います。そこでバランスを崩してしまったということも自分の中で感じています。(ゴール)が入っていればそうではなくなるのだと思いますけど、選手と共に今シーズンは我慢強く戦おうとしてきた中で、そこの部分が難しかったのかなと思います」

──後半開始にはMF長谷川竜也を投入して攻撃が活性化しつつも得点が奪えなかったが

「前半もそうですけど、サイドから崩していた中で中央に人数をかけることができませんでした。例えば、小林悠がサイドに開けば、中が薄くなります。そういった中央の人数の部分が一つ問題だったのかなと。あとはやはり最後のクオリティやシュートへの意欲がもっともっと必要だったと思います」

─-MF阿部浩之を投入する場面で、下げる選手をMF大島僚太からMFエドゥアルド・ネットに変更したが

「そこは一つ迷っていました。彼(大島僚太)が少し疲れているのかなという雰囲気もありましたけど、どっちにしても攻撃の場面で前に出ていけるのは僚太かなという思いで、交代をネットにしたという形です。後ろがどうしても重かったので一つ前に人が欲しかったという狙いでした」

──DFエウシーニョを下げたことについてと立ち上がりに硬さがあったように見えたが

「試合に対して硬さはあったと思います。そういうのも含めて今日はそういう試合だよという話をしていましたし、やっているうちに想像以上に疲れが出てきた選手が多かったのかなと思います」

「エウシーニョに関しては、一つはイエローカードを貰っていたことが気になっていました。もう一つは普段出ないようなミスが今日は非常に多かったです。最後に点を奪いに行くということで(長谷川)竜也のドリブルに期待して右サイドバックの位置に移しました。ただ、その部分でうまくいったかというと疑問が残ります」

──C大阪のゲームプランや出来に苦しめられた部分もあったと思うが

「ひとつはウチが早めに失点してしまったということで、彼らの守備意識をより高めてしまったと思います。前半はウチにもチャンスがあった中で、C大阪が1点リードしていることで相手がバタつかなかったですし、そういうメンタルを上げさせてしまいました」