キリストを抱く聖母マリアの絵を眺めるエジプト人女性(2011年1月2日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】エジプトで、自身の番組で婚外子の妊娠について議論し「社会の風紀秩序を乱した」として、女性テレビ司会者に対し裁判所が禁錮3年を言い渡した。司法筋が3日、明らかにした。

 ドゥア・サラー(Doaa Salah)被告は、民放テレビ、アンナハル(An-Nahar)の番組で、女性がシングルマザーになる可能性の是非を話題に取り上げ、女性は妊娠するためだけに結婚し、(妊娠したら)離婚してもいいという考えを示した。その後、視聴者からの意見を募り、「誰もが(婚外子をもうけるという)この考えを拒んでいますが、他国で起きること全てがエジプトで起こるとは限らないのです」と話をまとめていた。

 番組終了後、サラー被告は今年7月、1人の弁護士から訴えられ、裁判となっていた。裁判所は上訴の可能性を前に、1万エジプトポンド(約6万4000円)の保釈金を設定した。

 エジプトの保守的な社会では婚外性交渉はタブーとされている。
【翻訳編集】AFPBB News