今年2月の入団会見ではタイトル獲得を目標に掲げていた清武。宣言通り、チームに初タイトルをもたらした。(C) SOCCER DIGEST

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[ルヴァン杯決勝]C大阪 2-0 川崎/11月4日/埼玉
 
 ついに悲願の初タイトルを掴んだC大阪。今季、5シーズンぶりに古巣に復帰した清武弘嗣も、ようやくチームにひとつ目のタイトルをもたらすことに成功した(※清武自身は大分で08年ナビスコカップ優勝を経験)。

 
 報道陣から祝福の言葉を掛けられた清武はしかし、「よかったですね」とそっけない一言。「もう少し何かいただけませんか」と促されると、「みんなもまだ、『優勝した実感がない』と言っていましたけど、そういうものだと思いますし、これから時間がちょっとずつ経っていけば、実感が湧いてくるのかなと思います」と話した。
 
 C大阪は、このルヴァンカップを「リーグ戦組」と「ルヴァン組」に明確に分けて、ターンオーバーを駆使して勝ち上がってきた。清武自身も長期離脱はあったものの、ルヴァンカップでは、グループステージで2試合、ノックアウトステージではG大阪との準決勝第1戦で途中出場した1試合と決勝戦に出場したのみ。それだけに「ルヴァン組」への“感謝の想い”は大きい。そして、ユン・ジョンファン監督への感謝も口にする。
 
「ユンさんも最後の決勝のメンバー選考というのは悩んだと思いますし、正直ここまで戦ってきたメンバーというのは、リーグ戦を戦っていないメンバーだったんで……。たぶん、ユンさんが誰よりも悩んで選んだメンバーだったと思う。ここまでセレッソが激しく戦える集団になってきたのはユンさんのおかげだと思っているので、そういう感謝の気持ちを込めて喜びましたし、ここまで戦ってくれたメンバーにも感謝しなければいけない」
 
 それでも清武は、このタイトルはまだ通過点であると強調する。
「ここでひとつ獲れたのは良かったですけど、もう終わったことなんで。すぐにリーグ戦が始まりますし、またACLを目指してやっていきたい。また元旦にここ(埼玉スタジアム)に戻ってくるチャンスがあるので、最後にいい結果を残したい」
 
 リーグ戦では現在ACL出場権(3位以内)を射程圏内に捉える4位につけ、天皇杯では12月23日に行なわれる準決勝・神戸戦が控える。清武は「これからの1か月半は試されると思う」と、気を引き締めた。

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