日本人選手の“世界NO1”誕生の可能性も?【写真:Getty Images】

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陸上競技のデータベースサイトを運営するエリート社とランキングシステムを構築

 国際陸上競技連盟(IAAF)は3日、世界ランキング制度の導入を発表した。2018年から運用され、2019年の世界選手権(カタール)や東京オリンピックの出場権を含めた世界的な大会システムを推進する資格メカニズムとして使用していくという。

 IAAFは3日、「IAAF公式世界ランキングは根本的変化の第一歩」と題されたプレスリリースを発信。「各競技の毎年の大会システムを推進する資格メカニズムとして、初の公式IAAF世界ランキングを作るため、エリート社と独占的パートナーシップを結んだことをお知らせします」と陸上競技のデータベースサイト「All-Athletics.com」を運営しているエリート社とのタッグを組み、ランキングシステムを展開していくことを伝えた。

 公式リリース内では、モスクワとロサンゼルス五輪の1500メートル金メダリストでIAAF会長を務めるセバスチャン・コー氏のコメントも紹介。「IAAF世界ランキングは2018年から運用され、世界選手権やオリンピックへの出場権を含め世界的な大会システムを推進し、方向づけるものになるでしょう」と2018年から新体制を敷くとともに、システムの概要についても触れている。

2018年に詳細が確定、年に一回発表で2019年世界選手権や東京五輪に適用予定

「スポーツ史上初めて、国内から地域、国際までの大会のヒエラルキーについて競技者やメディア、ファンが明確な理解を持ち、陸上競技の二大大会の頂点に向けて論理的なシーズン中の歩みを促すことになります」

 公式リリースによれば、算出のために使用される各大会のポイントシステムや世界選手権とオリンピックへの参加基準などの詳細は、2018年の第1四半期に確定。年に一回発表され、2019年の世界選手権や2020年の東京五輪に適用されるという。

 スポーツ界においては、ゴルフやテニス、卓球などで世界ランキング制度が導入され、日本人選手では松山英樹(4位)、錦織圭(20位)、石川佳純(4位)らが上位に名を連ねている。日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀(東洋大4年)、山縣亮太(セイコーHD)、サニブラウン・ハキーム(東京陸協)、ケンブリッジ飛鳥(ナイキ)らトップ選手たちがどの位置にランクインしてくるのか。日本人選手が“世界1位”の称号を手にできるかも今後の注目ポイントになりそうだ。