満開のアーモンドの並木道を散歩する高齢のカップル(2016年3月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】英国で今夏、学生時代から70年以上ともに寄り添ってきた80代の夫婦が、同じ日にそれぞれ転倒し死去していたことが、検視官の報告書で明らかになった。

 欧州各地が熱波に見舞われていた6月、英ウェールズ(Wales)南部ウェルッシュセントドナッツ(Welsh St. Donats)の自宅の庭で、トニー・ウィリアムズ(Tony Williams)さん(86)は除草剤をまいているときにつまずき、あばら骨数本を骨折した。

 トニーさんを助けようと駆け寄った妻のフェイス(Faith)さん(87)も庭で転倒した。

 娘のルース(Ruth)さんは両親と連絡がつかなかったため、両親の家の隣人に連絡。隣人が倒れているウィリアムズ夫婦を発見した。トニーさんの頭の下にはクッションが敷いてあり、すぐそばに妻のフェイスさんが倒れていたという。

 ルースさんは「とてもとても悲しい状況だ。どれもやる必要のないことだったのに……父は日照りの中、届きにくい場所の雑草に除草剤をまこうとしていた」と語った。

 ルースさんによると、二人は10代から恋人同士で「70年以上にわたって素晴らしいチーム」でありつづけたという。
【翻訳編集】AFPBB News