セレッソ大阪が川崎フロンターレを下しルヴァン杯を制した

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[11.4 ルヴァン杯決勝 C大阪2-0川崎F 埼玉]

 ルヴァン杯決勝が4日に行われ、埼玉スタジアムでともに初タイトルを狙うセレッソ大阪と川崎フロンターレが対戦。試合開始早々の前半1分にFW杉本健勇の得点で先制したC大阪が、後半アディショナルタイムにMFソウザのダメ押しゴールで突き放し、2-0の完封勝利を収めて初タイトルを獲得した。

 C大阪は10月29日のJ1リーグ第31節大宮戦(○2-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバーに名を連ねた。一方の川崎Fは第31節柏戦(△2-2)から先発3人を入れ替え、MF大島僚太、MFエドゥアルド・ネット、GKチョン・ソンリョンらを先発起用した。[スタメン&布陣はコチラ]

 試合開始早々にいきなり試合を動かしたのはC大阪だった。前半1分、DF丸橋祐介のロングスローをFW柿谷曜一朗がすらすと、ルーズボールに反応したDFエドゥアルドが処理できずにボールが後方に流れる。すると、こぼれ球にフリーで反応した杉本が狙いすました強烈な右足シュートを突き刺し、スコアを1-0とした。

 いきなり1点のビハインドを背負った川崎Fは前半17分、MF中村憲剛のパスからPA内に進入したDFエウシーニョがシュートを放つも、GKキム・ジンヒョンに阻まれてしまう。その後も川崎Fがボールを保持する展開となるが、C大阪の集中した守備を攻略し切れずになかなか決定機を創出できない。追加点を狙うC大阪は同41分、相手のクリアミスに反応したMF清武弘嗣がミドルシュートでゴールを脅かすが、枠を捉えたシュートはチョン・ソンリョンに弾き出されてしまった。

 1-0とC大阪がリードしたまま後半を迎えると、川崎FはMF三好康児に代えてMF長谷川竜也を投入。同4分には右サイドからエウシーニョが送ったグラウンダーのパスを、ゴール前のFW小林悠がダイレクトで合わせるが、シュートはキム・ジンヒョンの守備範囲に飛んでしまう。さらに同11分にはFW家長昭博のクロスから小林がオーバーヘッドで狙うも、ジャストミートさせることができなかった。

 その後も川崎Fが圧力を掛け続けるが、後半16分に中村のパスを受けた長谷川のPA外からのシュートが枠を捉え切れないなど、C大阪ゴールをこじ開けられない。何とか同点に追い付きたい川崎Fは同30分にエウシーニョに代えてFW知念慶、同35分にはMFエドゥアルド・ネットに代えて最後のカードとなるFW阿部浩之をピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。

 守備に回る時間が長くなったC大阪は、後半39分に柿谷に代えてMF山村和也を投入してシステムを4-4-2から5-3-2に変更して逃げ切りを図る。最後まで守備の集中は切れることなく、川崎Fの猛攻をしのぎ切ると、同アディショナルタイムにMFソウザがダメ押しゴールを奪い、2-0の完封勝利を収めてルヴァン杯を制した。

(取材・文 折戸岳彦)
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