メキシコ北部コアウイラ州にある米国との国境の橋に設置されたフェンス(2017年2月21日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米テキサス(Texas)州の病院で手術を受けた直後に移民当局に身柄を拘束された脳性まひがある不法移民のメキシコ人少女(10)が3日に解放されていたことが分かった。

 ロサ・マリア・エルナンデス(Rosa Maria Hernandez)ちゃん解放の3日前には米国自由人権協会(ACLU)の弁護士らが訴訟を起こしていた。ロサ・マリアちゃんは先週、メキシコ国境沿いにあるテキサス州ラレド(Laredo)の自宅から240キロ離れた病院で胆のうの手術を受けた後、移民当局に拘束されていた。

 ロサ・マリアちゃんは青少年向けの国立移民収容施設に収容され、場合によっては本国に送還される可能性があった。しかし、ロサ・マリアちゃんの身柄拘束には強い怒りの声が上がり、不法移民の拘束数が増える中でドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領の政策の優先順位を疑問視する見方も出ていた。

 政府は、ロサ・マリアちゃんには親や法定後見人が付き添っていなかったため拘束はやむを得ない処置だったと主張していた。ロサ・マリアちゃんには、自分たちが逮捕されることを恐れた両親の代わりに米国籍の親族1人が付き添っていた。
【翻訳編集】AFPBB News