知られざる通信施設の舞台裏を見学した仙台高専生たち!

auなどのKDDIにおける通信設備の重要拠点である「KDDI仙台テクニカルセンター」(住所等非公表)を独立行政法人国立高等専門学校機構仙台高等専門学校(以下:仙台高専)の生徒7名が10月26日に初めて見学しました。

今回は通信業界へ興味関心があり、将来の就職先として検討している高専生に向けて、通信設備の見学を通じて、通信の仕組みや災害やイベントへの対策など、常時通信を「つなぐ」重要性を紹介し、より通信に深く興味を持ってもらうことを目的としています。

実際の見学では災害時やイベント時に活躍する車載基地局のアンテナ延伸操作を実際に高専生に体験してもらったり、エリア構築シミュレーションを若手社員と共に行ったり、と高専生の興味関心をひきやすいものだった模様。

そのため、高専生は社員へどんどん質問をしたり、設備の数々に驚きの声を挙げたり、積極的な姿勢で見学をしていました。今回はそんな見学の様子を紹介します。


KDDI仙台テクニカルセンターセンター長 廣田徳孝氏

見学に先立ち、KDDI仙台テクニカルセンター長廣田徳孝氏は「通信の中身を見る機会はなかなか無いと思います。東北のauの保守運用を行っていますが、安定して使ってもらうのは大変で、災害・障害の中でも安定した通信を行うための取り組みをぜひご覧いただきたいです」と高専生に挨拶しました。


まずは車載基地局を見学

ひと通り仙台テクニカルセンターでの保守運用業務の概要が高専生に説明されたところで、実際の見学に移りました。まずは災害時やイベント時に活躍する車載基地局を見学しました。


高専生が実際にアンテナの延伸操作に挑戦!

「実際にアンテナを伸ばしてみませんか?」と担当者から促され、女性の高専生がアンテナの延伸に挑戦。10mほど伸びるというアンテナを実際に伸ばす操作を行い、感嘆の声を挙げていました。


発電機にも興味津々

高専生は初めてじっくりと見る車載基地局について、担当者に多くの質問をぶつけていました。発電機を搭載している部分を見せて欲しいということで、実際に車載の発電機部分を空けて見ることも行われました。


センター地下のガスタービン発電施設



発電機の轟音に驚く高専生

続いて災害など非常時に稼働させる地下のガスタービン発電機を見学。東日本大震災の時のように電力会社からの通電が止まってしまった時など、独自で発電できるために備えられています。今回は実際に発電機を一時稼働させました。スイッチを入れると、発電機からは轟音!高専生も驚きの表情を浮かべていました。


可搬型の無線LANアクセスポイントなど普段は見られない設備を展示

控え室には可搬型の無線LANアクセスポイントや光ファイバー線の実物など、普段はなかなか見られない設備を展示。高専生も興味深く設備を見ると共に、休憩中も熱心に質問していました。


若手社員とエリア構築シミュレーションも

グループワークとして、若手社員と一緒に携帯電話がつながりづらいエリアの穴を埋めるためのエリア構築シミュレーションを行いました。その後は若手社員への質問コーナーなども設けられ、通信会社の業務を身近に感じてもらおうとしていました。

今回参加した専攻科生は「携帯業界の裏側はなかなか分からなかったので楽しかったです。個人的にはガスタービンの発電機を持っていたとは知らず、ビックリしました。将来は通信系の会社に就職したいので、良い経験になりました」と発電施設があったことに驚いていました。

また、女性の高専生は「普段見られない施設が多いので、せっかくのチャンスだと思い見学に参加しました。アンテナを伸ばす操作は普段できない体験ができ、嬉しくなりました。災害時やイベント時にこうした車載の基地局が来ることを知らなかったので勉強になりました」と初めて見た車載基地局に興味津々でした。

高専生とはいえ、通信会社の舞台裏や、どんな設備があるのかを知る機会はなかなかありません。通信会社の仕事の内容を知ってもらうためにも、今回初めて高専生向けの見学会が行われたのは有意義な機会だったのではないでしょうか。



記事執筆:こば


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