17-18フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯の男子シングル・ショートプログラム(SP)首位のミハイル・コリヤダ(左)と女子SP首位のガブリエル・デールマン(2017年11月3日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(訂正)17-18フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯(Audi Cup of China 2017)は3日、北京の首都体育館(Capital Gymnasium)で開幕し、 男子シングル・ショートプログラム(SP)でミハイル・コリヤダ(Mikhail Kolyada、ロシア)、女子シングルSPでガブリエル・デールマン(Gabrielle Daleman、カナダ)が首位発進した。

 来年2月に韓国で開催される平昌冬季五輪を控え、特に注目が集まっている今大会で、先月のロシア杯(Rostelecom Cup 2017)で3位に入ったコリヤダが自己ベストの103.13点をたたき出し、強豪選手らに脅威を与えた。

 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart)の『ピアノ協奏曲第23番(Piano Concerto No. 23)』の調べに乗せた演技で冒頭の4回転ルッツを見事に着氷し、首位に立った22歳のコリヤダは、「プログラムを滑り終えたあとも喜んでいなかったのは、これがまだショートにすぎず、すべては決まるのは明日だからだ。だから感情を出さないようにしていた。きょうのパフォーマンスは楽しんだよ」とコメントした。

 中国の金博洋(Boyang Jin、ジン・ボーヤン)が93.89点で2位につけ、世界フィギュアスケート選手権(ISU World Figure Skating Championships)で通算2度の優勝を誇るハビエル・フェルナンデス(Javier Fernandez、スペイン)は90.57点で3位と出遅れた。

 一方、女子SPでは19歳のデールマンが70.65点で首位に立ち、樋口新葉(Wakaba Higuchi)が70.53点の僅差で2位、エレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova、ロシア)が70.48点で3位に続いた。

 ほかのスケーターと比べてひときわ目立つきらびやかな赤一色の衣装を身に着けたデールマンは、オペラ『カルメン(Carmen)』の一曲、『ハバネラ(Habanera)』に乗せた冒頭の演技で、3回転トーループのコンビネーションジャンプを決めた。

 昨季の世界フィギュアで銅メダルを獲得したデールマンは、「長いシーズンに向けてまた一つの足掛かりになります。最高の形でGPシリーズ初戦に臨めてとてもうれしい。まだ改善の余地はたくさんあり、これからプログラムを完成させていくことが楽しみです」と語った。

 アイスダンスのショートダンス(SD)では、通算2度の世界選手権制覇を誇るフランスのガブリエラ・パパダキス(Gabriella Papadakis)/ギヨーム・シゼロン(Guillaume Cizeron)組が、エド・シーラン(Ed Sheeran)の楽曲『シェイプ・オブ・ユー(Shape of You)』と『シンキング・アウト・ラウド(Thinking Out Loud)』に乗せた演技で自己ベストを更新する81.10点を記録し、ライバル勢を抑えた。

 ペアのSPでは、昨季の世界選手権を制した中国の隋文静(Wenjing Sui)/韓聰(Cong Han)組が、地元ファンの期待を背負うなかで80.14点を記録して首位に立ち、同胞の于小雨(Yu Xiaoyu)/張昊(Zhang Hao)組が71.37点で2位、イタリアのニコーレ・デラ・モニカ(Nicole Della Monica)/マッテオ・グアリーゼ(Matteo Guarise)が63.76点で3位に続いた。

 GPシリーズは合計6戦で競われ、今季のGPファイナルは来月名古屋で開催される。
【翻訳編集】AFPBB News