ナダル「棄権せざるを得なかった」、ひざの負傷により準々決勝を棄権[ロレックス・パリ・マスターズ]

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「ロレックス・パリ・マスターズ」(10月30日〜11月5日/フランス・パリ/室内ハードコート)に出場していたラファエル・ナダル(スペイン)が準々決勝を棄権したことが大会公式ツイッターで報じられた。

その後に記者会見が開かれ、ナダルは「棄権せざるを得なかった」と話し始めた。「もちろんとても難しい決断だった。どんなイベントであれゲームを棄権するのは辛い、だが、このイベント、ここパリでのイベントを棄権するのは特に辛い。よく言わせてもらうが、間違いなくここが自分のテニスキャリアにとって一番重要で意味のある街であるから。」と言う。

1日ナダルは「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」への参加資格を持つヒョン・チョン(韓国)を2回戦で下した時点で、エミレーツATPの年間ランキング第1位を勝ち取った。ナダルは 6月にもさかのぼり「ATPファイナルズ」への参加資格を最初に獲得した選手である。このファイナルズは11月12〜19日に今年最後のフィナーレとしてロンドンのO2アリーナで行われる。しかしナダルは、今時点でロンドンのことはまだ考えられないと言う。

「ここでのゲームを棄権せざるを得なかった悲しみが大きすぎる。ここのゲーム運営委員会の人達をたくさん知っている。全く同じ面々がローラン・ギャロス全仏オープンも運営しているので、皆のことはとてもよく知っていて親しくしている。ここは家にいるようにくつろげる場所で、フランステニス連盟、ここの人達皆とアットホームな関係にある。今日は辛すぎてロンドンのことを語れるような日ではない。」「一つだけ言えることがあるとしたら、 治療を受け、ロンドンで最善の努力を尽くしたいということだけだが、それも今は辛くて語る力がない。」とナダルは悲しみを見せる。

3日に行われたパブロ・クエバス(ウルグアイ)との3回戦では6-3、6(5)-7、6-3のフルセット、2時間20分に及ぶ戦いを勝利しており、その試合の最中もひざを気にする場面が見られていた。

ナダルの棄権により、準々決勝で対戦予定だったフィリップ・クライノビッチ(セルビア)は準決勝へと進出することになった。
クライノビッチは予選から勝ち上がっており、1回戦では杉田祐一(三菱電機)に勝利している。

ナダルは11月12日に始まる「ATPファイナルズ」への出場が決まっているが、先月の「スイス・インドア」も同様の理由で欠場しており、負傷の具合がどれほどのものか気になるところだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真はひざの負傷により準々決勝を棄権したナダル
(Photo by Aurelien Meunier/Getty Images)