韓国のソウル中央地裁に到着した朴槿恵前大統領(2017年8月7日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】韓国の野党「自由韓国党(Liberty Korea Party)」は3日、前大統領の朴槿恵(パク・クネ、Park Geun-Hye)被告を除名した。朴被告の弾劾を招いた一連の汚職スキャンダルから距離を置こうとする動きだ。

 朴被告の大統領就任当時の名称「セヌリ党(Saenuri Party)」から改称した自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ、Hong Joon-Pyo)代表はこの決定について、「わが党と国の未来のため」と説明。

 定数299人の国会で107議席を占める自由韓国党には、朴被告の除名により一部の議員らが復党し、文在寅(ムン・ジェイン、Moon Jae-In)現大統領率いる「共に民主党(Minjoo Party)」に代わって再び最大勢力になろうという狙いがある。

 洪代表は、「最大の保守勢力としての地位を取り戻すため、今回の決断を下した。『朴槿恵政党』というくびきから脱却しなければならない」と述べた。

 同国では朴被告の汚職スキャンダルで、大規模な抗議行動が数か月にわたって続いた。昨年12月に国会から弾劾訴追され、今年3月に憲法裁判所がこれを妥当と判断して失職した朴被告は5月、刑事裁判の初公判に出廷した。
【翻訳編集】AFPBB News