第1回大会で決勝ゴールを放ち、MVPに輝いたカズ。この時期になると、当時のことを思い出すという。写真:サッカーダイジェスト

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 ルヴァンカップ決勝の前夜祭が11月3日、両チームの選手・スタッフが集結して開催された。
 
 第2部では、大会初代MVPの“キング・カズ”こと三浦知良が登場し、25回目を迎える決勝戦の前夜祭に華を添えた。カズは翌日の決勝を迎えるにあたり、次のような祝辞を述べた。
「25年前にこのカップ戦が始まり、ここまでサポーターの皆さんや、いろいろな人たちの支えがあって続いてきたと思います。この先もずっと続いていけるように、みんなで盛り上げていきたいですし、本当に25周年おめでとうございます」

 
 そして、当時ナビスコカップだった第1回のリーグカップについても懐かしく振り返っている。
「92年の決勝では僕が清水エスパルスに行くか、ヴェルディに残るかという移籍の話で揉めまして、だいぶその話で盛り上がっていたなかで、11月の最初のカップ戦で、そのエスパルスと当たって感慨深いものがありましたし、あの時、僕が(ヴェルディの)キャプテンだったんですけど、エスパルスのキャプテンは僕の兄貴で、そういう意味でもすごく思い出深いものがありました」
 
 第1回大会では、自らの決勝ゴールでヴェルディ川崎に栄冠をもたらしたカズだが、「この時期、11月はルヴァンカップの決勝があるんですけど、必ず25年前の初代MVPになったことや優勝したことを毎年毎年思い出します」と笑顔で語り、司会の青島達也アナウンサーからは、「では、この大会はカズさんにとっての原点ですね」とマイクを向けられると、「93年のJリーグ元年の始まる前の大会ですから、非常に大切な大会だと思っています」と、リーグカップの重みについても語った。
 
 また、決勝で戦うC大阪と川崎に対しては、「両チームとも本当にレベルの高い、質の高いサッカーをリーグ戦でもカップ戦でも見せてくれている。明日の決勝でも欧州や南米に負けないようなファイナルをみんなに見せてほしいと思います」とエールを贈った。