<HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP 2日目◇3日◇PGMゴルフリゾート沖縄(7,005ヤード・パー71)>
コース管理や球拾いの関係上、未使用ホールを利用して造られた芝打ちの練習場は、毎日17時前後にクローズする。夕方は強い西日で球の行方も確認できないほどだが、連日、練習場クローズまで打ち込みに励んでいるのが、岩田寛だ。「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」の2日目は4バーディ・ノーボギーの“67”。その練習の成果もあって、前日の22位タイからジャンプアップ。トータル4アンダー6位タイで決勝ラウンドに進む。

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2014年に33歳で国内ツアー初優勝を挙げた遅咲き。その年の「WGC-HSBCチャンピオンズ」で3位に入り、米ツアー挑戦の足がかりをつかんだ。米国で2シーズンを戦ってきたが、今季は出場権を逃し、本格的に国内ツアーに復帰。悪天候のため、36ホール競技となった「ブリヂストンオープン」こそ3位タイで終えたが、これを含めてトップ10は19試合中2回と苦戦が続いている。

「この2年くらいは不安しかない。1回のミスで集中できなくなってしまうんです」という状態だったが、最近は光明が差してきている。「(小平)智にいろいろスイングのことを聞いたりしています。そのせいで智は自分の練習ができていないかも。申し訳ないです」と、年下の戦友に感謝の念を示す。その中で一つ分かったのは、ひたすら練習しかないということ。以来、「練習場がクローズするまで練習していますよ(笑)」と、岩田なりの努力を続けている。

「今の感じでは勝つ気がしません」と、シャイな岩田らしく言葉を濁すが、表情はそこまで暗くない。「本当にこれ以上話すことはありませんよ」と、照れ笑いを浮かべながら、週末の優勝を見据え、再び練習場に向かった。
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