今年6月に米ワシントンで会談した文大統領(左)とトランプ大統領=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)国家安保室の南官杓(ナム・グァンピョ)第2次長は3日の会見で、米国大統領として25年ぶりに韓国を国賓訪問するトランプ大統領の訪韓中のスケジュールを発表した。

 トランプ氏一行は7日正午ごろ韓国に到着し、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官と趙潤済(チョ・ユンジェ)駐米大使の出迎えを受ける。到着と同時に21発の礼砲が放たれ、国賓にふさわしい到着行事も行われる。

 トランプ氏は訪韓後最初のスケジュールとして、ソウル近郊の在韓米軍基地(京畿道・平沢)を訪問する。韓米両国の将兵らを激励し昼食を共に取った後、韓米両国軍の合同情勢報告を受ける。

 南第2次長は「平沢の基地は最先端施設を備えた世界最大規模の在外米軍基地として、韓米同盟の未来の発展像を象徴的に見せられる場所だ」とし、「トランプ大統領が堅固な合同防衛態勢を直接確認し、韓国に対する磐石な防衛公約と韓米同盟発展に対する意志を再確認する契機になると期待する」と述べた。

 また、トランプ氏の平沢基地訪問は韓国が同盟国として相当な寄与をしていることを象徴的に示すものだと強調した。韓国政府は基地の敷地費用と建設費100億ドル(約1兆1400億ドル)の92%を負担している。

 7日午後には青瓦台でトランプ氏一行の公式歓迎式典が開かれ、続けて文在寅(ムン・ジェイン)大統領との首脳会談と共同記者会見が行われる。

 首脳会談は少人数での会談と政府関係者らが加わる拡大会談の順で行われ、終了後に両首脳は青瓦台内部を散策して友好を深める。その後、韓国伝統家屋の常春斎に移動し、両首脳の夫人と合流して歓談する予定だ。

 続いて行われる共同記者会見は、両首脳が会談の結果を発表した後に質問を受ける形式で進められる。

 この日の夕刻には、青瓦台の迎賓館で両首脳夫妻や両国の要人らが出席する夕食会が開催される。

 青瓦台は国賓にふさわしいもてなしをし、クラシックと韓国伝統音楽が融合したフュージョン音楽とKポップのコンサートなどで構成された公演が行われる。

 トランプ氏は、訪韓2日目の8日午前には在韓米国大使館の職員と家族に会う予定だ。

 その後、国会を訪れて丁世均(チョン・セギュン)国会議長と歓談した後、国会本会議場で演説を行う。

 南第2次長はトランプ氏が国会で演説することは非常に大きな意味を持つと評し、「自由と民主主義という価値を共有する同盟国の首脳として、同盟国の国民の代表機関である国会を通じて韓国国民と直接コミュニケーションを取るという意味を越えて、今回のアジア歴訪の中で朝鮮半島と北東アジア情勢、政策ビジョンを示す場になる」と話した。

 トランプ氏一行は最後のスケジュールとして国立墓地のソウル顕忠院を訪問し、献花を行う予定だ。

 南第2次長は「堅固な韓米合同防衛体制を基に北の挑発と威嚇に対応し、究極的には北朝鮮の核問題を平和的かつ根源的に解決するための共同の努力と協力がいつにも増して緊要な状況だ」と指摘。「トランプ大統領の訪韓と韓米首脳会談の開催は、非常にタイムリーな時期に行われる」と評価した上で、韓米首脳会談では韓米同盟の強化、北朝鮮核問題解決のための連携、北東アジアの平和と安定の構築などについて率直かつ踏み込んだ議論が行われることを期待すると話した。

 あわせてトランプ大統領の国賓訪韓が北朝鮮に強力な警告のメッセージを発信すると同時に北朝鮮核問題の解決と朝鮮半島情勢の安定のための転換点になるよう、最善を尽くして準備したいと述べた。