グーグル、大急ぎでハンバーガー絵文字を修正へ

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クリス・ベル BBCソーシャルニュース担当記者

米グーグルのスンダル・ピチャイ最高経営責任者(CEO)は先月30日、週明けに出勤してきた従業員たちにある重大な目標を大急ぎで達成するよう指示したらしい。ハンバーガーの絵文字を修正せよ。これが使命だった。

ピチャイCEOの指示は、作家トーマス・ベクダル氏のツイートに反応してのものだった。ベクダル氏は、IT企業2社のハンバーガー絵文字が違うと、その相違点を指摘していた。

溶けたチーズが流れ出るようにチーズがらみのダジャレも飛び交うなか、この絵文字をめぐって、非常に「肉厚」な議論が繰り広げられた。ポイントはつまり、ハンバーガーにおけるチーズの適正な位置。チーズはどこにあるべきなのか。

ベクダル氏は「絵文字ペディア」の写真と共に、「グーグルのハンバーガー絵文字について、議論するべきだ。なぜグーグルはチーズを下に配置しているのか。アップルのは上にあるのに」とツイートした。

確かに、IT各社の中で肉の下にチーズを挟んでいるのはグーグルだけだ。

ベクダル氏は明らかに、今の時代精神を正確に把握していた。希望した通り、議論はオンラインで白熱。最初のツイートは約1万7500回リツイートされ、3万6000回以上「いいね」が押され、何千ものコメントが寄せられた。

ハンバーガーに思い入れが強い人は多く、2社のハンバーガーの絵文字に納得しない人もいた。

テロ・クイッテネンさんはツイッターで、「もちろん、チーズは肉の上にないと駄目だ。でもレタスにトマトをかぶせないと。だから、どっちも間違っている」と指摘した。

アナ・ミリチェビッチさんは、「極悪人」とツイートした。

白熱した議論がグーグルのピチャイCEOの目に留まったのは10月29日のことだ。。

ピチャイCEOは、「今やっていることを全て中断して、月曜日はこれに取り組む。これでいいとみんなが納得できる形があれば!」とツイートした。

ピチャイ氏が、断固たる行動を速やかにとると約束したことを受けて、ハンバーガーのダジャレ好きたちが待っていたと言わんばかりに、ウィット溢れるダジャレを一気に書き込んだ。

「スンダルがやるというなら、間違いなくすぐ『バン』とやる」と投稿した人もいる。

別の人は「ハンバーガー・ダジャレのせいでそのうちケチャップみたいに真っ赤になるぞ」とツイートした。

チーズが下にあるハンバーガー絵文字を、グーグルが実際どうするつもりなのかは不明だ。しかし、ハンバーガーの問題を速やかに解決できるなら、次に優先課題は、ビールかもしれない。

たとえばトマス・ヒュークスさんが、「うーん、グーグル、ビールはこうじゃない」とツイートしているように。

(英語記事 Google 'drops everything' to fix burger emoji)