マッチングアプリでの出会いが、20〜30代を中心に「アリ」なものになってきたこの頃。Facebookを活用し、男女の出会いをサポートする恋愛マッチングサービスは、5年前に比べて格段に増えています。「いい出会いがある」と聞く反面、単なるデート相手や浮気相手を探しているだけの人がいるとの声も……。実際はどうなのでしょうか……?

そこで、アラサー女子のマッチングアプリユーザ―よる、座談会に潜入。どうすれば“条件の合う相手”と会えるのか、ハイスペック男子はマッチングアプリにいるのか……など、リアルな女子の生の声をお届けします。

メンバーは、アラサー女子7人です。

年収・学歴・勤務先・容姿……ハイスペ男子はお見合いアプリにいる!

マッチングアプリでの出会いというと恋愛が苦手な男子がいそうなイメージがありますが、ユーザーの皆さんは声をそろえて、そんなことはないと言います。

「30代の若さで、有名な会社の経営陣になっている人、高級車で待ち合わせ場所に来て、高級レストランに連れて行ってくれる人など、いろんな人がいましたよ。でもやはり皆さん忙しくて恋愛をしていないようで、妙に積極的だったり、オレ様タイプだったりして、2回目お会いするところまでは発展しなかったかも。マッチングアプリは、会うまでに何度かアプリ内のメッセージでやり取りをするのですが、そこでいい感じだと思っても、実際に会うと想像していた人とは全然違う人だと感じることもありました」(E子さん・28歳)

“実際会ってみると、違う”という経験をした女子は、アプリでマッチングした人と実際に会うときに、時間帯を工夫するようになると言います。

「最初にお会いするときは、土日のランチ時間を設定します。もしくは、平日の夜。“次の予定があるので”とか“明日の朝早いので”と言うと、もし違うなと思ったときに、話を切り上げやすくなる」(N美さん・27歳)

でも、そんな余裕を言っていられるのも、30歳までという意見も。

「アプリは男も女もスペックが勝負。男性側が“相手の年齢は30歳まで”と切られてしまっては、候補にさえ上がらなくなります。30歳以降になると、出会える人の質が変わるという噂もあり、そろそろ本腰を入れないとヤバいですね。もうすぐクリスマスですし、これを機に、彼を作らなくちゃとがんばっています」(S絵さん・28歳)

男性から選ばれるための“あの手、この手”の秘策とは?

リアルな出会いと同じく、条件がいい男性と出会うためのテクニックがあります。座談会には、男性から“いいね”を多くもらっている人気会員が参加していました。選ばれるための秘策とはなんでしょうか?

「漠然と写真を選び、スカスカのプロフィールだと選んでもらえません。自分もスペックで判断しているのだから、相手からも判断されていると考えて、厳選した写真を使用し、プロフィールの趣味欄をガッチリ埋めるべきだと思います」(N美さん・27歳)

他の人気会員のプロフィール写真、写る角度、全身写真、背景などを参考にしつつ写真を撮影。そして、趣味もなるべく多く、細かく書くことが大切だと言います。例えば、野球観戦、テニス、格闘技、ゴルフなど、“結構、興味がある”程度のものでも、趣味として堂々と登録することも1つのテクニックだそう。

友達の紹介よりも、アプリの方が「ホントの自分が出せる」

友達の紹介よりもマッチングアプリのほうが、いい人と出会えて素の自分が出せると思っている女子が多数いました。その理由とは?

「アラサーになると、いい人はみんな結婚している。いろんな人に紹介を頼んでいたのですが、出会いのチャンスがホントにない。あと、紹介されるときって、最初に友達も来るじゃないですか。私は気になる人の前では、超甘〜い感じでブリッ子したい(笑)。マッチングアプリなら、背後の人間関係がないから、“女としての素の自分”を安心して出せるのがいいんです」(M奈さん・26歳)

なりすまし既婚者がいる場合も……リスクを避ける方法は「漢字の名前」GET!

実際に話を聞いてみると、既婚者なのに登録していたり、偽名を使っていたり、偽の職業をかたっていたりと、“なりすまし”の人が多いのも事実。

「その対策として、会う前にメッセンジャーで相手のフルネームを聞きだします。“会う前にお名前が知りたいな”と言えば、たいてい漢字で教えてくれます。それを、Google、Twitter Facebook、Instagramなどで検索し、その人の実像と背景の人間関係があるかどうかを見ています。実像がない“幻の人”には会いたくありませんから。このときに、カタカナでしか名前を教えてくれない人は、顔がどんなに好みでも会いません。私の婚活の時間を、1秒もムダに使いたくない!」(K子さん・28歳)

今回座談会に参加された皆さんは、マッチングアプリを使って数か月間婚活をしていますが、彼氏がいらっしゃらない。実際のところ、リアルとマッチングアプリ、効率的に婚活ができるのはどちらですか?

「マッチングアプリだと思います。リアルの出会いは運だけれど、マッチングアプリは可視化できる。努力が見えやすいから頑張ろうという気持ちにもなります。やはり、条件で相手を選べるのがいい。リアルだと、フィーリングで選んで後で大変な思いをすることが多いので。結婚と恋愛は違い、結婚は顔と条件だと思うんです。マッチングアプリで結婚した友達を見習い、婚活を頑張って行こうと思います」(Y恵さん・26歳)

リアルな出会いは付き合うまでに多くの異性と同時進行がしにくいが、アプリなら3〜5人と連絡を取り合いつつ、自分にとってのベストを選ぶこともできる。自分の幸せのために、なりふり構わず邁進できた人がマッチングアプリのみならず婚活を制すと感じました。

自分のプロフィールを多少盛りつつ、しなやかかつ、したたかに理想の相手を探すというのが、これからのスタンダードになるのかもしれません。

協力:Omiai