今、時代は、空前の文房具ブーム!らしいのです。大ヒット中のマスキングテープを始め、街の文具店や雑貨店にはデザイン性豊かな可愛らしい文具、多機能・高機能文具など様々な文具がバラエティー豊富に並んでいます。各地で木枯らし一番も吹き、年末はもうすぐそこ。手帳を新調したり、クリスマスプレゼントを準備したり…文具をたくさん使う時期に。是非この連休は文具店をチェックしに出かけてみませんか。


文具でカスタマイズ!マスキングテープ百花繚乱

今、空前のマスキングテープブームなのはご存知ですか?ここでいうマスキングテープとは、内装工事などで使われる工業用ではなく、可愛らしいプリントが施された文具用品のことです。専門店や100円ショップなどで、バラエティー豊かに販売されています。主に手帳やノートに貼り付けて自分オリジナルのカスタマイズ仕様にする為に使われています。筆者もオリジナルのハガキ作成、ビニール傘などに貼り目印にしたり、とちょこちょこ活用しています。
このように今大人気のプリントマスキングテープですが、誕生秘話はご存知ですか?なんと、プリントマスキングテープを世に送り出すきっかけを作ったのは東京のカフェで働く若い女性たちだったそう。彼女たちは工業用の味気ないマスキングテープでハンドメイドを楽しんでいましたが、もっと可愛いマスキングテープがあったら色んなものをカスタマイズできるのに…と考えついたそう、そこで何社か工業用マスキングテープの工場に直談判。門前払いが殆どだった中、カモ井加工紙(岡山県)だけが、彼女たちの話を熱心に聞いてくれ商品化してくれたそう。可愛くプリントが施されたマスキングテープは「mt」と名付けられ今やマスキングテープの最強ブランドに。日本は元より海外にも輸出され、日本の「カワイイ」商品として評判も上々だとか。「mt」はカモ井加工紙の主力商品に成長したそうです。先見の明があった彼らは大成功をおさめたようですね。


今欲しい文具は?進化し続けるノンストレスペン

今月から年賀状の販売も始まり、年末が近づくにつれ、お歳暮、クリスマスなど筆記用具をよく使う季節になりますね。今、ペン類のトレンドは高機能&多機能だそう。シャーペンは書くだけで芯の先端がとがったり、極細の折れにくい芯で常にとがった状態だったり。取り替えたばかりの時の芯が角ばる感じが書きづらい…という、あのプチストレスは解消されたのですね。
一方ボールペンはというと。まずは力を入れずともスラスラ書けるのはもはや当たり前に。また、複数の芯が内蔵された多色使いできるタイプは書き心地は二の次でしたが、こちらも力を入れずとも書きやすいタイプに変貌。とにかく、ペンを走らせる時に感じるちょっとしたストレスはもう過去の遺物のようです。更に進化は進み新製品が続々と発売されているそう。人気の商品は品薄状態になるほど。
お気に入りの一本を見つけたら、ペンを走らせるがごとくスラスラと年末の忙しい用事もこなしていけそうですね。


ありました!文具映画

ついついなんでも映画と関連付けてしまう映画好きの筆者。文具が主役の映画もありました!その名もズバリ「ペーパークリップ」という題名のドキュメンタリー映画です。
舞台はアメリカ・テネシー州の人口2千人たらずの、とある小さな田舎町の中学校です。ホロコーストを学ぶ授業がキッカケとなりました。小さな田舎町の生徒たちは、ホロコーストの犠牲者たち600万人という膨大な恐ろしい数にいまいちピンときません。どうやったらこの600万人という数が実感できるのか、先生や生徒たちは考えました。そこで思いついたのがよく使う文具、小さなペーパークリップです。こんな小さなペーパークリップも600万個を自分たちだけで集めるのは容易ではありません。そこで全米の学校や著名人たちなどにペーパークリップを送ってください、と生徒たちは手紙を書きました。活動の主旨を知り共感した著名人らから続々とペーパークリップが送られ始めました。あっという間に600万個以上のペーパークリップが集まりました。生徒たちはその膨大な数のペーパークリップで戦争の犠牲者であるユダヤ人たちに思いを馳せ、もう二度と戦争が起こらない世界になって欲しいと、更に願うように。ペーパークリップは続々と集まり続け町全体のプロジェクトへと発展。ホロコーストの生き残りの方たちから話を聞いたり生徒たちが現地を訪れたり…生徒たちが戦争の悲惨さを身をもって感じる様子が淡々と描かれています。この運動に共感し、ペーパークリップを提供した著名人(ハリウッド俳優など)も登場、この映画を応援していました。
今日、文化の日に、文具の日が制定されたのは、文具は文化と同等である。という考えが理由だそう。確かに文具は文化発展には欠かせないツールのようですね。

なぜペーパークリップなのかというと、当時ノルウェーではペーパークリップは襟元に付け反ナチスの目印に使われていたからだそう