【ソウル聯合ニュース】韓国プロサッカー連盟の関係者に頼まれ同団体に不利な記事の配置を変えたことが判明した韓国インターネットサービス大手、NAVER(ネイバー)のスポーツニュース担当幹部が、会社から停職1年の懲戒処分を受けたことが3日、分かった。IT業界によると、この幹部は現在出勤していないという。停職1年はネイバーでは前例がないほど重い懲戒とされる。

 

 この幹部は昨年10月、韓国プロサッカー連盟に不利な記事を見えないようにしてほしいという同連盟関係者の頼みを聞き入れたとされる。ネイバーは先月、トップがこれを認めて謝罪し、担当者に対する懲戒手続きに入ったと発表していた。

 ネイバー創業者の李海珍(イ・ヘジン)前取締役会議長も先月末、国会による国政監査に証人として出席し、今回の件について「非常に深刻な問題と考えている」と述べて謝罪した。