ファッションショッピングサイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイは10月30日、配送料を11月1日正午から一律200円にすると発表した。送料を自由に設定できる「送料自由」から一転して送料がかかるようになり、ネットでは賛否の声があがっている。

送料について議論が及ぶ発端となったのは、10月1日から導入された「送料自由」という取り組みだ。同社では従来、4999円以上購入すれば送料無料、それ未満では399円の送料がかかっていたが、購入者が自由に送料を設定できるサービス「送料自由」を試験的に実施していた。具体的には、100〜1500円の範囲で100円単位で選択するか、0〜3000円の間の金額を自由に入力できるというもの。もし、何も選択しなければ400円の送料となる。

同社ではこの度、購入者が「送料自由」で送料をいくらに設定したかを発表。設定された送料の平均は96円で、送料0円が設定された注文の割合は43%だった。これを受けて、同社は「『送料は無料が当たり前』というご認識が一定数ある一方、『送料は有料であり、相当の負担をして当然』というお考えもある」と前置きしたうえで、「皆様のご意見を平均すると100円程度の送料をご希望されている事が分かりました」と分析した。

最終的に同社は送料について、「送料は本来無料ではなく有料である事の社会的認知を広げながら、出来る限り皆様のご希望である送料100円程度での配送を実現するための企業努力を惜しまぬ事をお約束する」と見解を示し、一律200円への送料改定に踏み切った。

Twitterでは、

“良心的すぎる金額、前の390円くらいでも良いんじゃないかな、服買って送料が500円以下ってすごく安いよ、一律7〜800円って普通やと思うけどな”
“自分達で電車やバスを使って買いに行く方が交通費かかるんだし、まだまだ安い送料だと思うよ。”

と200円でも安いという声があがる一方で、

“zozo送料自由終わるのは仕方ないけど、一定額以上買っても200円かかるの?それはやだなあ。。”
“額高かったら無料の方が良心的だし、あと500円足りないから買おうとかなると思うんだが。いくらかっても200円取られるの不服だわーー。遠のくね。”

と批判的な声も。

今年4月、ヤマト運輸が人材不足を背景に運賃の値上げを27年ぶりに表明したことで、通信販売の送料をめぐる議論は活発化しているところ。今回の決定に賛成する人がいることも事実だが、送料無料に慣れてしまったユーザーも決して少なくないだろう。まだしばらく議論は続きそう?
(山中一生)

■関連リンク
ZOZOTOWN、「送料自由」の試験導入結果をうけ11月1日より送料を「一律200円」に変更
https://www.starttoday.jp/news/20171030-3007/