iPhone Xを購入!さっそく開封して未来を感じてみた

ついに本日11月3日に発売された話題のスマートフォン(スマホ)「iPhone X」(Apple製)。日本ではNTTドコモやau by KDDI、ソフトバンクの大手携帯電話会社のほか、AppleからSIMフリー版が販売開始されました。

iPhone Xは人気の「iPhone」シリーズにおいて10周年を記念した「X(テン)」と名付けられ、次の10年を見据えた“次世代”モデルとしてこれまでの機種では象徴とも言えた「ホームボタン」を廃止し、ディスプレイの周りの縁(ベゼル)が狭い“ほぼ全画面デザイン”を採用しました。

またホームボタンがないので操作性も大きく変わり、さらにプライバシー保護のためにホームボタンに内蔵されていた指紋認証「Touch ID」に代わりに顔認証の「Face ID」を採用するなど、まさしくフルモデルチェンジとなっています。

そんなiPhone Xですが、10月27日にスタートした予約は店頭およびオンラインともに大盛況で、発売日当日の入手のハードルがかなり高くなっているものの、筆者もなんとか予約戦争に勝ち抜いて購入でき、無事に手元に届きましたので今回はパッケージや本体、付属品を紹介していきたいと思います。

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まずはパッケージですが、iPhoneとしてはお馴染みのお弁当箱型となっています。10周年記念モデルとも呼ばれているため、何か特別なパッケージになっているかと期待しましたが、特にそういったことはありませんでした。

なお、ステンレスを採用したサイドフレーム部分はパッケージでもキラリと光るようになっているのがポイントでしょうか。


パッケージの蓋を開けると本体!……ではなく、iPhone 7以降と同様にマニュアルやAppleロゴのステッカーが入ったスリーブが先に出てきます。


スリーブを退けると、やっとiPhone Xとご対面。
筆者の場合、すでに先行してほぼ全画面デザインの製品がいくつか発売されているAndroidスマホに見慣れているせいか、iPhone X本体を見ても「ホームボタンがないこと」に違和感を感じませんでしたが、これまで長くiPhoneをメインに使っている人ならこの時点で「ホームボタンがないこと」に違和感を覚えたり、感動するのかもしれません。

ただ、この時点でステンレス製のサイドフレームがちらっと覗いており、かなり眩しく光を反射します。筆者としてはこの磨き抜かれたステンレス製のサイドフレームの質感が元々気になっていた部分だけに、そこが「今までと違う!」と感じた部分です。


続いて、iPhone Xの本体をチェックしていきます。ディスプレイ面は最近のAndroidスマートフォン以上に画面占有率が高め。新世代の約5.8インチSuper Retina Display(1125×2436ドット)OLED Multi-Touchディスプレイ(約458ppi)に期待が膨らみます。

ディスプレイ下にホームボタンがないこと、上の「切り欠け」ことセンサーハウジングも今までのiPhoneとはまったく違う印象を与える部分で、画面を点灯させて初めて「iPhone Xだ!」と認識できる瞬間です。


背面はiPhone 8およびiPhone 8 Plus同様にガラスパネルを採用しています。購入した本体カラーは「シルバー」ですが、若干グレーがかったホワイトといった印象を受けます。

iPhone 8やiPhone 8 Plusのシルバーも同じような色味ですので、もし家電量販店やショップなど、iPhone Xの実機がない場合、または人集りが多く実機の確認が困難な場合はiPhone 8で色味を確認するといいでしょう。

また背面の印字はiPhone 8およびiPhone 8 Plus同様に「iPhone」のみのシンプルなものになっています。もちろん、iPhone 7シリーズのときに話題となった「総務省指定」マークもありません。


背面のリアカメラはデュアルレンズカメラで、同じくデュアルレンズカメラを搭載しているiPhone 7 PlusやiPhone 8 Plusと違い縦に配置されています。

またいわゆるカメラの「出っ張り」は少々目立ち、この後掲載する各部の写真を見ればわかるのですが、平たい場所に置くとどうしても「カメラ側が持ち上がる」恰好になります。


今までのiPhoneと大きく印象が変わるのは正面だけではありません。ここまでに何度も書いている通り、iPhone Xではサイドフレームの材質がアルミからステンレスに変更されました。

綺麗に磨き抜かれたサイドフレームは、昔のiPodの背面のように輝いており、また撮影している自分が映り込むほどです。

また右横には画面のオン・オフや長押しでSiriを起動するボタンが配置されています。そう、画面のオン・オフやSiriの起動もホームボタンがなくなったので変わったわけです。なお、ボタンはiPhone 8などの従来機種と比べると縦に長くなっています。


左横のボタンについては変更はなく、上側(写真では左側)からマナーモードスイッチ、ボリューム上下キーとなっています。


本体下部についてもiPhone 7シリーズやiPhone 8シリーズと変更はなく、Lightning端子やデュアルステレオスピーカーなどが配置され、3.5mmイヤホンマイク端子は省かれています。

ただ、ステンレス素材に変わったことで、スピーカーなどのパンチングなど複雑な形状をしている下部は光も複雑に反射し、より煌びやかに、より機械的に感じられる部分で、筆者としてはここの雰囲気がかなり気に入っています。


ディスプレイはフレームに向かってカーブしていますが、iPhone 6シリーズ以降のiPhoneと比較すると「表示部分はフラット」に近いため、保護フィルムなどは貼りやすそうです。

またすでに書いているように近づいて撮影すると、フレームへの映り込みがハッキリわかるほど磨き抜かれており、今までのiPhoneと大きく印象が異なる部分なのは間違いありません。




最後に付属品を見ておきましょう。iPhone 7シリーズ以降のものと変わらず、ACアダプターおよびLightningケーブル、イヤホン(EarPods)、Lightning-3.5mmイヤホンの変換ケーブル、マニュアル類が同梱されています。

注目のiPhone Xをざっと紹介してきましたが、大手携帯電話から販売されるキャリア版もSIMフリー版も本体価格が最大で15万円弱となっており、どれだけ見合ったものなのかと到着まではかなり懐疑的な部分もありましたが、実際に届いて実機を確認してみると所有欲はかなり満たされ、満足度の高い1台であることは間違いありません。

iPhone Xは本日発売。当面は品薄が続くようで入手が難しい状態が続くと報じられていますが、是非店頭で実機に触れられる機会があれば一度手に取ってみることをオススメいたします。

また購入希望であればいつ入荷するか未定であっても予約だけでもしておくことも併せてオススメです。

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記事執筆:黒ぽん(迎 悟)


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